交通新聞社新書<br> 新幹線電車の技術の真髄―「より速く」を追い求めた半世紀のあゆみ

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交通新聞社新書
新幹線電車の技術の真髄―「より速く」を追い求めた半世紀のあゆみ

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  • サイズ 新書判/ページ数 247p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784330627151
  • NDC分類 546.5
  • Cコード C0265

出版社内容情報

開発に直接携わった著者が新幹線電車のパーツごとにそのスペックと進化をつぶさに解説する。

新幹線半世紀の歴史において、車両技術にスポット当て、どのように造り出され、改良・変化を遂げて今日のE5系やN700Aに至っているのか。スピードアップする中でより安定した高速走行のためにどのような性能を有し、向上させてきたのか。開発に直接携わった著者が新幹線電車のパーツごとにそのスペックと進化をつぶさに解説する。

内容説明

昭和39年10月に開業した東海道新幹線は、それまでせいぜい時速100キロだった日本の鉄道を、一気に2倍以上の高速運転にするものだった。それから半世紀の歳月を経て、「踏切のない標準軌の線路を走る交流電化による電車列車」という基本こそ変わらないものの、ついに最高時速300キロを超える高速運転が実現した。それは単に従来からの新幹線の延長線上にあるものではなく、諸問題を克服するために開発された新技術を導入し続けたことで、初期の量産車である0系からは大きな変貌を遂げた新車両が次々と生まれたからだった。新幹線電車を知り尽くした著者が、その技術の真髄を克明に解き明かす。

目次

走行抵抗の減少―速度が向上しても走行抵抗が減少する不思議
車体の軽量化と気密―軽くて丈夫な新型材と溶接法
空調と換気―分散から集中へ、屋上から床下へ
高速集電システム―高速で走行しながら電力を得る新幹線ならではの悩み
主電動機の変遷―小型軽量化と高効率を究めた心臓部
電力変換装置と回生ブレーキ―時速300キロ実現の立役者
蛇行動防止性能―時速300キロと曲線通過性能の両立
粘着性能とブレーキ距離―速度が向上してもブレーキ距離が延びない不思議
輪軸セットの安全性―「折れない」車軸のための技術の進化
ばね下質量の削減―革新的な車両の軽量化で誕生した300系
窓ガラス―風雪に耐えて実現した“決して割れない窓”とは?
普通車の3人掛腰掛―二階建車両で可能になった回転式腰掛
雪中走行―車両と軌道のタッグで世界に誇るノウハウを確立
環境保全―予期してなかった問題の中で最大の課題

著者等紹介

望月旭[モチズキアサヒ]
1936年12月横浜生まれ。1960年慶應義塾大学電気工学科卒、同年国鉄入社。車両保守で大井工場、浜松工場、郡山工場、本社修車課、後藤工場に勤務し、その間に車両設計で電車・電気機関車に約8年間、新幹線電車に約6年間携わる。JRになってからは鉄道総合技術研究所の速度向上研究室に3年間勤務。1990年退職。その後、2006年まで東芝の鉄道部門に勤務した。この間に工学院大学で電気鉄道の兼務講師を14年間、技術士の試験委員を3年間続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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キミ兄

2
神髄というだけあって難解。物理じゃなくて機械工学が分かってないと読めない。それでもなんとか最後まで読みました。☆☆☆。2018/03/10

Youhei Takatsu

0
読み物と言うよりは技術的な報告書のような中身。ただ、新幹線が様々な技術の積み重ねの上に運転されていると実感しました。2016/01/06

ぎんりん

0
図書館で斜め読み。車両に関する話のみ。機械工学がわかる人向けで、文系には難しすぎ。2022/11/13

はたおりどり

0
今の日本を走る新幹線の車両が、どのようにして今のかたちになったのかを知るのに十分な良本。2019/08/07

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