出版社内容情報
昭和40年代の抒情的な鉄道風景を、撮影時の記憶や路線の概況解説とともに収めた「西日本篇」。ファン垂涎の書籍です。
1975(昭和50)年12月14日を最後に、国鉄の営業線から旅客SL列車が姿を消して今年で40年。本格的なSLが走っていた最後の時代を、カラーフィルムで記録した写真家の貴重なライブラリを基に振り返ります。昭和40年代の抒情的な鉄道風景を、撮影時の記憶や路線の概況解説とともに収めた「西日本篇」。昭和の鉄道ファン・SLファン垂涎の書籍です。
目次
東海北陸
対談 東海北陸を走った汽車
関西
対談 関西を走った汽車
中国
対談 中国地方を走った汽車
九州
対談 九州を走った汽車
著者等紹介
安田就視[ヤスダナルミ]
写真家。志木市美術協会会員。1931年2月、香川県生まれ。日本画家の父につき、日本画、漫画を習う。高松市で漆器の蒔絵を描き、彫刻を習う。のど自慢の優勝で芸能界に入り、歌手として主に西日本を巡業。テレビ番組にも出演。その後カメラマンになり大自然の風景に魅せられ、漂泊の旅に出る。そして消えゆく昭和の鉄道、SL、私鉄など全線をオールカラーで撮影。そのほか四季の風景、風俗、日本の祭り、学参物、伝統工芸など、大判カメラで撮影。屋島なるみとして2014年9月懐かしい昭和の名曲集~高原列車は行く~を83歳にして日本コロンビアよりCDデビュー
原口隆行[ハラグチタカユキ]
1938年9月、東京生まれ。終戦直前父祖の地佐賀市に疎開、高校までを過ごす。1963年3月上智大学卒業後凸版印刷(株)に入社。1968年頃、蒸気機関車が数を減じていることを危惧して追跡を開始、その終焉後は関心を鉄道全般に広げ、『鉄道ジャーナル』『旅と鉄道』などに寄稿を続けたのち1982年9月、フリーになり執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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