内容説明
電車の車掌のハルオさんと運転士のアキオさん、ふたりの今日の乗務は、オレンジのラインが入っている、東海道本線の新快速。きゅうにお客さんのぐあいがわるくなったら?わすれものがネコだったら?だいじなものをなくしたお客さんがいたら…?電車の中では、さまざまなことがおこります。安全な運行とせいかくな時刻、そしてお客さんのことを第一にかんがえて、今日も電車は走ってゆきます。
著者等紹介
天沼春樹[アマヌマハルキ]
1953年、埼玉県生まれ。中央大学文学部兼任講師(ドイツ文学)、日本グリム協会副会長。作家・翻訳家。日本ツェッペリン協会の会長として、飛行船の文化史研究もライフワークである。1997年、『水に棲む猫』で第21回日本児童文芸家協会賞を受賞。また2011年、日独友好功労賞受賞
山田和明[ヤマダカズアキ]
1961年、京都府生まれ。アクアスタジオ代表取締役。日本児童文芸家協会会員。1993年アルシュ水彩画インターナショナルグランドコンクール入賞、2010・2011年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展連続入選。英語版・ドイツ語版・フランス語版の3ヵ国語で発行された初の海外絵本『My Red Balloon』(minedition)が2011年DIE ZEIT(ドイツ)においてルークス賞を受賞、ドイツDeutschlandfunks und Focusで「青少年のための読書ベスト7冊」にも選ばれている
粕渕輝雄[カスブチテルオ]
1944年生まれ。昭和37年より日本国有鉄道を皮切りに、約半世紀にわたって鉄道に従事。東海旅客鉄道株式会社(JR東海)取締役、社員研修センター所長、東海交通事業(株)代表取締役社長、JRセントラルビル(株)常勤監査役などを歴任。自らの鉄道員人生と鉄道員の魅力や仕事についてまとめた『鉄道員に魅せられて SLからリニアを夢見て』を刊行、出版直前の2010年4月、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 命のワンスプーン