交通新聞社新書<br> 乗ろうよ!ローカル線―貴重な資産を未来に伝えるために

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交通新聞社新書
乗ろうよ!ローカル線―貴重な資産を未来に伝えるために

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  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784330136103
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C0265

内容説明

過疎化の進展やモータリゼーションの波に押され、廃止・縮小の歴史をたどってきたローカル線。しかし、なかには、街づくりの中核として位置づけられ、さまざまなアイデアによって話題を発信しつづけるミニ鉄道もある。本書では、鉄道を地域の歴史、社会、文化そのものととらえ、それぞれの地域における将来に向けた鉄道活用策を指南する。

目次

第1章 ローカル線のいま(ローカル線とその歴史;最近の動向;相次ぐ廃止)
第2章 ローカル線の運営と展望(設備面からみたローカル線;減少続く輸送人員;厳しさ増す鉄道経営;鉄道廃止の是非;三位一体で存続へ)
第3章 “三セク鉄道だより”から(第三セクター鉄道等協議会)(応援歌がこだまする鉄道―明知鉄道(株)専務取締役・今井祥一朗
秋田内陸線の存廃論議の中で―秋田内陸縦貫鉄道(株)代表取締役専務・竹村寧
鉄道生活の還暦を過ぎて―土佐くろしお鉄道(株)代表取締役運輸部長・立石光弘
“アイデア鉄道”フラワー長井線!―山形鉄道(株)代表取締役社長・野村浩志
乗ってみたくなるローカル鉄道をめざして―北近畿タンゴ手都合(株)代表取締役経営企画部長・中島茂晴)
第4章 路面電車は走る(見直される路面電車;依然厳しい路面電車の経営;路面電車はLRTへ再生を;路面電車でまちづくり)
第5章 がんばれ観光鉄道(観光鉄道とは;施設・運行面での特徴;観光地アクセスとしての地位;経営状況;将来に向けて;“わが半生の記より”立山黒部貫光(株)金山秀治)

著者等紹介

浅井康次[アサイコウジ]
大阪府出身。京都大卒業後、開銀(現:日本政策投資銀行)入行。本店営業部や支店などで多くの地方鉄道の融資や審査に携わる。調査部参事役、設備投資研究所主任研究員、審査役などを経て現在、内部監査役。「ローカル線に明日はあるか」で平成17年度交通図書賞受賞。18年「論説地方交通」上梓。19年度総務省「路面電車事業の活性化に関する調査研究会」委員。21年度(財)運輸政策研究機構公共交通支援センター顧問などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ようこ

4
タイトルからはローカル線沿線のガイドブックのような印象を受けるが、内容は全く違い、ローカル線をとりまく厳しい状況や努力についてのものだった。これを読むとローカル線を応援したくなる。2011/07/11

かー

2
軽いタイトルの割りに、中身はしっかりとローカル線問題を論じている。2010/09/07

だんだん

0
登場しているローカル線に一度乗ってみたくなった。富山はここ数年で何度か訪れており、LRTが街を印象付けることを実感、このような再生(試行)事例がどんどん増えることを祈るばかり。2015/06/07

rbyawa

0
d127、わりとよくあるタイプのローカル鉄道の存続の立場からの本、なのですが、ちょっとだけ違ってるような気がしたのはもともとが行政の人で、もとは廃止に賛成してる立場の人だったからですか、納得。具体的にはバスが採算取れてない地域でLRTにしても仕方ないとか、自動車所有との優位が取れなければ厳しくなるね、だとか、冷静な視点なのでわかりやすい気がします。ただ、やっぱりなきゃ困る人たちが一定数いて、通学のため通院のため長年住んだ土地から引越ししなきゃならないのは酷だ、というのは個人的には賛同したいラインだよなぁ。2013/09/06

かめかめ

0
赤字ばかりが注目されているローカル線。 でも、車を利用することのできない、社会的弱者にとって、鉄道や路面電車は大きな味方です。 郊外型大型店舗ばかりでは、街の活性化にはつながらず、格差社会を増長するだけです。 公共交通は、黒字を前提に考えるものではないのです。2010/06/19

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