交通新聞社新書<br> 「清張」を乗る―昭和30年代の鉄道シーンを探して

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交通新聞社新書
「清張」を乗る―昭和30年代の鉄道シーンを探して

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  • サイズ 新書判/ページ数 267p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784330111094
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0265

内容説明

日本における社会派推理小説の先駆けとなったベストセラー『点と線』が発表されたのが昭和32年から33年にかけて。その昭和33年は、現在の天皇・皇后両陛下のご婚約が発表されるなど、昭和史にとってエポックメーキングな年であった。また、高度経済成長のさまざまな明暗が現れはじめた年でもあった。本書は、当時の世相を反映した松本清張作品から、鉄道シーンを一挙に再読する試み。

目次

第1章 小説に探る鉄道風俗(点と線―座右の書が時刻表;ゼロの焦点―夜汽車の人生模様;張込み―廃線跡、夢紀行;けものみち―食堂車は旅のスパイス;黄色い風土―新婚列車は行く;死の発送―旅情さそう列車名)
第2章 鉄路の果てに人生の岐路(眼の壁―山岳列車にひそむ殺意(大糸線)
黒い樹海―鉄道事故が分けた明暗(身延線)
砂の器―ひなびたローカル線の味わい(木次線)
屈折回路―石炭産業の盛衰映して(大夕張鉄道)
山峡の章―情死者の最後の贅沢(仙山線))
第3章 東京の郊外電車、西へ(不安な演奏―東京五輪で町並みが一変(京王線)
蒼い描点―西進する山の手(小田急線)
父系の指―鉄道に乗らない富裕層(東急線)
青のある断層―いざ帰りなん、故郷へ(中央線))

著者等紹介

岡村直樹[オカムラナオキ]
昭和23年東京生まれ。慶應義塾大学卒。ローカル紙記者などを経て旅行作家に。日本旅行作家協会会員。川の旅人。全国109の一級水系すべてを踏破。現在は二級水系を歩いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

22
松本清張のミステリには列車が多く登場する。ただしそれは華やかな列車と言うよりは、苦労を重ねた人間のドラマを乗せた、汗と血のにおい(なにしろミステリだから)のある列車なのだろう。初めて読んだ著者だが、よほどの清張ファンなのだろう。記憶がある作品は、『点と線』『時間の習俗』『砂の器』ぐらいだけれど、それを抜きにしても、昭和30年代の列車にはドラマが満載だったのだという気がしてくる。それはもしかしたら、時代が変わる歴史的現場だったのかもしれない。2014/11/28

インテリ金ちゃん

2
昭和中期の鉄道シーンが満載。鉄道の全盛期=衰退の始まり。清張のミステリーも読んだが鉄道に着目して読んだことはなかったなあ。2021/11/21

2
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2010/01/post-29b2-1.html2017/03/22

midnightbluesky

2
「鉄」分70%、「清張」作用30%という感じ。2010/03/09

ふじさん

1
話しが前後したり、横道にそれたり、同じ文章があったりで少々読みにくい感じです。でも、このような内容はおもしろいと思います。2010/07/22

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