出版社内容情報
2015年にブルーボトルコーヒー第1号店が清澄白河にオープンし、サードウェーブが日本に上陸して10年。清澄白河や三軒茶屋、蔵前あたりを中心に各地でロースタリ―カフェブームが勃発し、美味しいコーヒーの味もずいぶん変わってきた。昔からある自家焙煎の名店、飲んだことのないような攻めたナチュラル系の豆を扱う店、一杯千円を超える高級豆を扱う店まで登場し、今東京のコーヒーショップ事情はなかなか分かりにくい。そんなカオスな世界を一般人にもわかりやすくご紹介。きっとこういう本を待っていたという人も多いはず。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
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後楽園·春日駅近くのお気に入り「自家焙煎珈琲庵」に置かれていた本。東京近郊の名店50を紹介。この本には、こちらのお店は掲載されてませんけど、僕にとっては紛れもない名店です。本には、コーヒー界の第一人者ホセ·川島良彰氏のインタビュー記事があり「ニューマーケットとしての中近東·東南アジア」、「いいコモディティ(一般流通品種)が作れない産地でスペシャルティコーヒーは生まれない」などの言葉が印象に残ります。2025/02/11
ジュースの素
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新しい本。眺めるだけでゆとりの時間が得られる。 最初にコーヒーを見つけたのは一体誰だろう。 どこにも同じ物がないコーヒーの実。 お茶の木と同じだな。私は今、コーヒーの木を育てている。いつになったら実がなるのか…。2025/03/09
マッメ
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東京のスペシャルティコーヒーを提供するお店がたくさん載っているが、有名どころの「ブルーボトルコーヒー」「猿田彦珈琲」「堀口珈琲」をはじめ、魅力的なコーヒー店ばかりで読んでいてワクワクした。カフェというより、こういったコーヒーがメインのお店を探しているので、とても読みごたえがあり、行ってみたいお店もチェックできた。東京近郊に住んでいなくてなかなか行けなくても、見ているだけで楽しい特集だった。2025/02/21