交通新聞社新書<br> なぜ日本の列車は秒刻みで動くのか―世界に誇る“ナイス・ガラパゴス”な技術

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交通新聞社新書
なぜ日本の列車は秒刻みで動くのか―世界に誇る“ナイス・ガラパゴス”な技術

  • 荒木 文宏【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 交通新聞社(2021/10発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784330057217
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C0265

出版社内容情報

日本人にとって日本の鉄道シーンは日常のものですが、実は世界的な観点からみると、非常に珍しい姿です。当書は、この特異さを、外国の鉄道の比較を通じて浮き彫りにして“ナイス・ガラパゴス進化”と定義。その発達の実際と背景について、著者の経験や近年に明らかになった研究成果などを交えながら、明らかにしていきます。新書では根強い「歴史発掘シリーズ」のひとつですが、日常の鉄道シーンの「なぜ」を解き明かすとともに、鉄道150周年を迎え、ぜひ知っておきたい内容です。

内容説明

毎日、定時で走る新幹線や通勤電車。そんなごく日常の鉄道シーンは、実は世界的にとても珍しいものだった!…こうした“ガラパゴス化”ぶりの詳細を、文化と技術の観点から解きほぐし、専門領域の解説と近年の研究成果を交えながら、世界に誇る技とアイデアの数々「ナイス・ガラパゴス」として紹介します。150年間の鉄道の進化ぶりから、日本の風土の特徴が見えるとともに、日本人としての誇りもみなぎる一冊です。

目次

序章 日本は鉄道と、こうして出会った
第1章 日本は鉄道を狭軌で建設してしまった
第2章 日本には、馬車文化が無かった
第3章 定時に運行する日本
第4章 軌間のナイス・ガラパゴス―改軌から世界のシンカンセンへ
第5章 日本はなぜ電車王国なのか?
第6章 電化が日本で進んだ歩みと実際
第7章 電気車両の進歩を見る
第8章 リニアモーターカーは、未来のナイス・ガラパゴスだ!
第9章 日本の国土環境が生んだ騒音・振動対策
第10章 時代に流されたナイス・ガラパゴス 電気式ディーゼル車

著者等紹介

荒木文宏[アラキフミヒロ]
1941(昭和16)年生まれ、大阪工業大学機械工学科卒。鉄道博物館副館長。1966(昭和41)年日本国有鉄道入社。以来、運転局、運輸車両部、三鷹電車区長、大船工場長などを歴任。2007(平成19)年より公益財団法人東日本鉄道文化財団に所属し、鉄道技術史研究などに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たか

4
信号システムなど技術、工学方面が中心の内容だからそっち方面興味なければやや退屈かもしれません。2022/01/12

ゼロ投資大学

3
日本の列車は世界の中でも極めて時間に正確なことで知られている。人命を最優先にしながら、正確な運行を可能にしている。一方で海外の列車は効率的な運行を行っている。効率的な運行の結果として、安全な運行が必要であるという考え方だ。歴史文化地理国土など様々な要因によって各国の列車は発展してきた。2022/11/18

Youhei Takatsu

3
なるほど狭軌でスタートしたからこその標準軌の新幹線があるとも言える。しかし、標準軌でスタートしていればフリーゲージトレインのような苦労もなかったし、国内の鉄道ネットワークはもっと違うものになっていたかもしれない。貨物が標準軌であれば輸送量も違うだろうし、青函トンネルに三本のレールを引くという無駄の必要もなかった。今後の鉄道技術の進化はどのようになるのだろうか?2021/10/23

Go Extreme

2
日本は鉄道・こうして出会った 日本は鉄道を狭軌で建設してしまった 日本には、馬車文化が無かった 機械優先の考え方 国際標準との関り 欧米の信号システム 日本独自の信号炎管 定時に運行する日本 軌間のナイス・ガラパゴス―改軌から世界のシンカンセンへ 日本はなぜ電車王国なのか? 鉄道王国ぶり 電化が日本で進んだ歩みと実際 電気車両の進歩を見る 釣掛け方式→カルダン方式 リニアモーターカーは、未来のナイス・ガラパゴスだ! 日本の国土環境が生んだ騒音・振動対策 時代に流されたナイス・ガラパゴス 電気式ディーゼル車2021/11/20

しょ

1
列車が秒刻みで動くのは日本人の気質によるものかと思っていたが、狭い国土も関係してたとは知らなかった。いわれてみればなるほど、である。2022/11/28

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