内容説明
日本初の2階付電車とは?いわゆる市営モンロー主義とは何だったのか、どうして市電を廃止したのか、駅にある謎の模様の意味は?トイレのリニューアルにかけた想いとは?そもそもどうして民営化したのか…。1903年に日本最初の公営路面電車を走らせ、バス、地下鉄を運営、そして2018年に民営化しOsaka Metroへと、時代にあわせて大阪の街と一心同体で歩んできた大阪の公共交通。そのホントのところを一気読み!
目次
第1章 大阪の地下鉄はこうして発展した―路面電車からリニア地下鉄まで(雷鳴とどろく開業日 日本初の市電が誕生;路面電車からバスへ 「大大阪」を支えた市営交通 ほか)
第2章 大阪の地下鉄、実はこうだった(「市営モンロー主義」とは実際どんなものだったのか;「大阪はケチで合理的」だから地下鉄車両は統一された? ほか)
第3章 Osaka Metroのここに注目!(御堂筋線と四つの橋線の“深い関係”;長堀鶴見緑地線と今里筋線の“深い関係” ほか)
第4章 民営化で変わったこと・変わらなかったこと(“赤字だから”ではない!民営化のホントのところ;民営化までの道のり)
第5章 これからの“大阪の地下鉄”はどう変わるのか(費用だけではない!可動式ホーム柵設置のハードル;万博まであと4年 夢洲に地下鉄が延びる日 ほか)
著者等紹介
伊原薫[イハラカオル]
1977年大阪府生まれ。2013年より鉄道ライター・カメラマンとして本格的に活動を開始。鉄道・旅行雑誌や書籍、Webニュースなどで執筆するほか、テレビ番組への出演や監修など幅広く活躍する。鉄道に関する知識を活かして「日本の交通政策を磨いていくこと」を志し、2012年、京都大学大学院認定の都市交通政策技術者となった。執筆活動のかたわら、コミュニティバスの計画・運営に関するアドバイス、地方鉄道や都市の再生に向けた提言など精力的な活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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