内容説明
全国には約9500の駅があり、そのほとんどが「駅舎」を備えている。駅としての役割や機能に変わりはないものの、外観や構造などは千差万別だ。しかし、全国各地の路線に乗って途中の駅で降り、駅舎を丹念に観察すれば、その路線ならではの特徴的な共通点が浮かびあがり、成り立ちや経緯、風土や地域の営みとのつながりも見えてくる。「駅舎めぐり」は、知的好奇心を掻きたてられる冒険の宝箱。本書は、そんな鉄道旅への招待状である。
目次
第1章 北海道・東北
第2章 関東
第3章 中部・北陸
第4章 東海
第5章 近畿
第6章 中国・四国
第7章 九州
著者等紹介
杉〓行恭[スギザキユキヤス]
1954年兵庫県尼崎市生まれ。カメラマン・ライターとして旅行雑誌を中心に活動、鉄道史や駅舎をテーマにした取材や研究を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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niz001
5
『わけがある』?『駅舎の謎』?わけも謎も大して明かされない。駅舎の紹介としても数が多いんでサラっと流す感じ。2019/10/06
たか
4
奥多摩や国道駅など定番ネタもあるがまあ悪くはない。著者は尼崎出身らしいけどなぜか西日本は少なめで尼崎市内の駅はゼロ。2020/10/01
シロクマぽよんぽ
2
歴史ある駅舎を紹介する本。カラー刷りでないのが惜しいと思いつつ、モノクロ写真がかえっていい味を出しているのかもしれない。駅舎建て替えの歴史がはっきりしない駅も多く、読めば駅の姿の『わけ』がわかる、という本でもない。ローカル線の楽しみ方のひとつとして、これからは駅舎に注目してみたい。2024/02/03
uchi
1
詳しく調べられていて、読み応えあり。2022/07/29