内容説明
世界市場が存続する限り、人間は市場の音階に合わせて踊り続けることを強制される。市場はただ廃絶されるだけだ。19世紀から20世紀を「細く赤い糸」でつなぐ市場なき社会主義のヴィジョン。
目次
第1章 十九世紀における市場なき社会主義
第2章 細く赤い糸―二十世紀における市場なき社会主義
第3章 アナルコ・コミュニズム
第4章 インポッシビリズム
第5章 評議会共産主義
第6章 ボルディーガ主義
第7章 状況主義
著者等紹介
リュベル,マクシミリアン[リュベル,マクシミリアン] [Rubel,Maximilien]
フランス・国立科学研究センター(CNRS)の研究員を務め、1970年、名誉主席研究員として退任する。また、1955年以来、『マルクス学研究Marxologie』編集者として数理・応用経済学研究所に参加する。1905年チェルノヴィッツ(当時のオーストリア‐ハンガリー帝国領、のちにロシア領)生まれ、1931年以降フランスに在住
クランプ,ジョン[クランプ,ジョン] [Crump,John]
ヨーク大学政治学講師
角田史幸[ツノダフミユキ]
1950年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。現在、秀明大学学校教師学部教授
藤井真生[フジイマサオ]
1973年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学、博士(文学)。秀明大学学校教師学部准教授を経て、静岡大学人文社会科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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