小林惠子日本古代史シリーズ
「安・史の乱」と藤原仲麻呂の滅亡―八世紀〈2〉衰退に向かう唐

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784329004796
  • NDC分類 210.35
  • Cコード C0321

内容説明

称徳天皇の側近となり、即位を狙った道鏡の前身は新羅の孝成王だった。

目次

第1章 藤原広嗣の乱(天平聖武(高斉徳)を支えた橘諸兄と藤原光明子
天平聖武即位直後の渤海による新羅攻め
遣唐使多治比真人広成と中臣朝臣名代の明暗
新羅孝成王即位を推進した天平聖武
阿部(孝謙)内親王の立太子
天平十一年、渤海使者、二回目の来日の意味
“藤原広嗣の乱”の真相)
第2章 安積親王の謎の死(新羅孝成王の日本亡命;天平聖武はなぜ華厳宗を国教にしたか;安積親王の突然の死;落日の天平聖武を援護する渤海;天平聖武譲位と孝謙即位の波紋;新羅王の関知しない新羅王子金泰廉の来日)
第3章 橘奈良麻呂の変(鑑真の来日;天平聖武の死;“奈良麻呂の変”;“奈良麻呂の変”の真相)
第4章 藤原仲麻呂(恵美押勝)の乱(天平宝字二年の渤海使来日と新羅征討計画;渤海使者、高南申の来日と藤原清河;新羅征伐の挫折;独裁者から反逆者への過程;仲麻呂一族の敗死と淳仁天皇の死)
第5章 称徳天皇の死と道鏡の配流(道鏡の出自;新羅孝成王→林王→道鏡の政治工作;渤海の攻勢;道鏡と八幡神宮;和気清麻呂と八幡神託宣事件;称徳天皇の死から光仁朝成立の過程)

著者等紹介

小林惠子[コバヤシヤスコ]
旧姓、稻田。1936年生。1958年岡山大学法文学部文学科東洋史専攻卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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可兒

1
図書館の新入図書欄においてあったので借りてみたが、失敗だった。本文以前、巻頭の系図を見た時点で脳内ではアスキーアートの「プッ」「ハァ?」の連続。世界観を独自に構築しないとついていけない。これはたぶん、著者のシリーズ全部読まないとわからないと思う2012/11/30

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