須磨記・清少納言松島日記・源氏物語雲隠六帖

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784329004376
  • NDC分類 081
  • Cコード C0391

内容説明

薫と浮舟のその後は。光源氏の死の様相は。その後の清少納言はどう生きたか。人々の想像力は物語の新しい展開を書き綴っていた。そこにこそ物語の究極の受容がある。

目次

菅家須磨記
清少納言松島日記
山路の露
雲隠六帖
盛長私記(抄)
阿仏東下り
兼好諸国物語(抄)

著者等紹介

千本英史[チモトヒデシ]
1954年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、奈良女子大学文学部教授。専攻、日本文学(主として中古中世散文文学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maekoo

2
古典文学の偽書7作を原文と脚注で読める面白い本です。 各書冒頭に概要・成立・諸本の解題があり参考になります。 鎌倉時代成立ではないかと言われている夢浮橋の続編「山路の露」は、文体も表現も本文(正典)を引き継いでおり様々な本文に登場した人物や出来事が巧く引き継がれており、和歌も詠みぶりが原作らしい味を出しており、源氏物語への深い愛と研究熱心さが溢れていて源氏物語愛好家に好意的に享受されたのではないかと思います。 2021/04/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/994776
  • ご注意事項

最近チェックした商品