内容説明
「個」の精神世界の語り得ぬ深奥―人間の内なる「野性」の発見。十余年にわたるフィールドワークをとおして得た貴重な“体験”をシャーマニズム的世界とアートに共通する“官能”的世界を言語化!異質なコミュニケーションに「愛の論理」を探る“公案”的パロール。
目次
サバンナの啓示―アフリカ
亜熱帯の精霊―琉球
高原の思考―中国
砂漠民の遺産―スペイン
飽和地帯のアルス―日本
「現代アート」の民俗
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つだしょ
1
1)自身の〈直観〉(「私の直観の仮初の姿[p9]」「自分でもわからない直観によって[p126]」など)を大切に主に民俗学的なアプローチ(芸術人類学)で究明する作家。講義録をもとにしているので[p8]、本では表現できない部分(漏れてしまうこと、ディスコミュニケーション[p121])も?ライフヒストリーによると[p372-]四歳で自殺未遂、小学生で「真実など無くて、それぞれの立場や視点だけが有る」という結論に至り、その後の創作活動などで2013/01/22
ROBART
1
結構奮発して買ったのだけど、思ったより参考にならなかった...2010/08/29