出版社内容情報
J・S・ミル『自由論』(On Liberty)は、ポピュリズムが勃興している現代に通じる問題意識があり、今なお関心を強く抱かれている古典である。前著の『序説』に続き、第1章後半を原文で徹底的に精読する。読解訓練の格好の素材であるミルの英語を、構文の分析、文法解説、詳細な注釈によって、精密にその内容を読み解き、現代日本人が完璧に理解できるよう工夫した。
内容説明
デモクラシーの危機の根源にあるものは何か。その鋭利な分析を原文で徹底的に読み解く試み。『英語リーディング教本』などで英文読解指導に定評ある著者が、ライフワークとして取り組んでいる『自由論』精読。本書では主題提示部の第1章後半を細密に分析し、日本語訳では伝わりにくい論旨を明らかにしていく。原文が伝えんとする「事柄」と、その「論理的つながり」を徹底的に考えぬくことで得られる一点の曇りなき理解。
目次
本書の読み方について
各節の大意
原文
解説
全訳
著者等紹介
薬袋善郎[ミナイヨシロウ]
東京大学法学部卒。駿台予備学校などで実力派講師として活躍。英文を正確に読む方法として40年近く前からParsingを提唱。独学では取り組みにくいParsingを独自の工夫で誰にでもできるようにした。本格的な学習を志す中学生から社会人まで幅広く支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ロビン
12
東大法学部に入る学生が読む類の、最高レベルの英文とされるミル『自由論』原著を少しずつ丁寧に読んでいく趣旨の本、第2巻。この巻が出てから2年くらい経っているのだが、果たして3巻以降はちゃんと出るのかちょっと不安(需要がそれほどとも思えない😅)英文に対する解説の割合が英文によってだいぶ違い、短い場合は1ページ内だが、長い場合10ページくらいに亘るので、毎日少しずつ読みたいわたしのような人間には扱いづらかった。「そんな深い所まで読み取らなきゃいかんのか」とたまに辛くなるくらいの精読だし、忍耐が必要。2026/10/30




