英語のアポリア―ネイティブが直面した言葉の難問

個数:
電子版価格
¥1,320
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

英語のアポリア―ネイティブが直面した言葉の難問

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月30日 07時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 136p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784327490263
  • NDC分類 830.4
  • Cコード C0082

出版社内容情報

ネイティブにも摩訶不思議な英語の世界

辞典編纂者・語学教師としての長年の言語体験をもとに、教育の対象となった英語の奇妙さについて綴ったエッセイ。

*アポリア:一般的には、解決できない難問をさす。一つの問いに二つの相反した合理的解答のあること。

<目次より>
●英語の不通(インド英語の体験)
●英語の問題(英語と非英語の境界の英語)
●束縛される英語(英語の「正しさ」とは?)
●ネイティブの問題(インド人の問題ある英語翻訳の実例)
●教育の問題(『オネーギン』を英語「で」読む)
●英語の喧嘩(帆足理一郎の「立派な英語」はどのように立派か)
●子供の英語
●試験の英語(第二言語テスティング論、センター試験の問題、TOEIC(R)等検定試験の問題の問題)
●機械の英語(AI 翻訳の驚異的向上は何を意味するのか)

内容説明

ネイティブにも不可解な英語の世界。辞典編纂者・英語教師としての長年の言語体験をもとに、教育の対象となってしまった言葉が孕む問題の数々をユーモラスに綴ったエッセイ。

目次

無用の英語
英語の不通
英語の問題
言語の問題
うるさい英語
束縛される英語
ネイティブの問題
nativeの問題
教育の問題
英語の喧嘩
子供の英語
試験の英語
英語の文化
機械の英語
問題の英語

著者等紹介

ガリー,トム[ガリー,トム] [Gally,Tom]
1957年米国カリフォルニア州生まれ。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部グローバルコミュニケーション研究センター(言語情報科学専攻兼務)教授。シカゴ大学で言語学修士課程と数学修士課程を終了してから来日。日英翻訳、辞書編集に携わった後、東京大学教養学部のクリティカル・ライティング・プログラム特任講師となる。2013年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

31
著者は日本在住のアメリカ人の教育者、翻訳者、辞書編纂者。英語について、言語学習について、日本における英語教育についてなどを語った短いエッセイ17本を収録。2022年刊。世界中で様々なバックグラウンドを持つ人々が様々な目的で用いている英語は当然ながら「一つ」ではない。ブリテン諸島の西ゲルマン人の一言語からもはや得体の知れないクラーケンのようになったなにかをペーパー試験で画一的に測ろうとしたらどうしても歪みが発生する。少し考えてみれば当たり前のことだが、日本の英語教育者や教育論者はどこまで自覚してるのだろう。2022/11/29

ユウ

0
「英語の問題は英語そのものにある」という話。アメリカンネイティブ自身が、日本語で執筆した文章が実に読みやすく、言語学者でもある著者の機械の英語や試験の英語、無用な英語の主張が具体例や実体験に基づいて書かれていて、読みやすく面白かった。昨今は実用的なコミュニケーションにおける会話力が重視されているが、外国の文学を原文で読み、文化や著者の心理を味わいたいと思った。2023/05/03

ukitama

0
語学学習における課題を中立に分析(著者なりの結論はありそうだが、ここでは安易に披露はしていない)。課題を深く掘れば掘るほど、迷い込むという感じです。安易に結論を書く「How to 本」の軽薄さがわかる一冊でした。ゴア(インド)の言語事情は、英語教育の子供の早い時期の導入を考える上で、他山の石とすべきことかも知れない。ブッシュ大統領のスピーチの解説は参考になりました。中国人が中国語学習者に「発音がきれい」というのは、共通したおせじであり、広い中国で発音がいかにバラバラかを知る指針でしょう。2023/02/12

小夜啼鳥

0
英語母語話者として「正しい英語とは?」や「講師はネイティブがいいのか?」等について取り上げている。 センター試験の発音問題については、ネイティブの著者であっても「最初は答えが分からなかった」というほどの設問があったそうだ。 今後「英語」に対してどう取り組むべきなのか。その答えはまだない。2023/02/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20168225
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。