英語的思考を読む―英語文章読本〈2〉

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英語的思考を読む―英語文章読本〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784327481629
  • NDC分類 837.5
  • Cコード C3098

出版社内容情報

サントリー学芸賞受賞の少壮気鋭が、ちょっと外した独自の視点から小説・批評・英訳聖書などのさまざまな素材を使って、英語の文章の技について解き明かす名エッセイ集。、英語の名言をユニークな切り口で解説したコラムも併録。

ちょっと斜めから見る 英語の仕掛け
サントリー学芸賞受賞の少壮気鋭が、ちょっと外した独自の視点から小説・批評・英訳聖書などのさまざまな素材を使って、英語の文章の技について解き明かす名エッセイ集。さらに、英語の名言をユニークな切り口で解説したコラムも併録。

心は言葉のどこにある?――オスカー・ワイルド「幸福な王子」
読んだふりの構造――ジョージ・オーウェル『一九八四年』
形容詞で書く――ジョン・アップダイク「殺す」
主人公の資格――F・S・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』
白か黒かで語る――レイモンド・ウィリアムズ『田舎と都会』
難解さへの処方箋――T・S・エリオット「形而上派詩人」
疑問文の神学――『ヨブ記』

《エッセイ 英語名言読本》
1 名言の名手――オスカー・ワイルド
2 “絶望”と仲よしになるために――フィリップ・ラーキン
3 恋愛について考えてみませんか?――ジェイン・オースティン『高慢と偏見』
4 格好よすぎるせりふ――ヘミングウェイ『老人と海』
5 華麗に恋愛を語る――ウィリアム・シェイクスピア『ソネット集』
6 大人の味わい――ジョージ・エリオット『サイラス・マーナー』
7 超一級変人の美しい奇書――ヘンリー・デイヴィッド・ソロー『ウォールデン』

【著者紹介】
阿部 公彦 (あべ まさひこ) 1966年生まれ。東京大学文学卒。ケンブリッジ大学PhD. 現在、東京大学文学部准教授。専門は英詩。『文学を〈凝視する〉』(岩波書店)でサントリー学芸賞受賞。著書に『英詩のわかり方』(研究社)、『英語文章読本』(研究社)、『モダンの近似値』(松柏社)、『即興文学のつくり方』(松柏社)、『スローモーション考』(南雲堂)、『小説的思考のススメ――「気になる部分」だらけの日本文学』(東京大学出版会)、訳書にマラマッド『魔法の樽 他十二篇』、『フランク・オコナー短編集』(いずれも岩波文庫)など。『文學界』で新人小説月評を担当。

内容説明

サントリー学芸賞受賞の少壮気鋭が、ちょっと外した独自の視点から小説・批評・英訳聖書などのさまざまな素材を使って、英語の文章の考え方を解き明かす。英語の名言をユニークな切り口で解説したコラムも併録。ちょっと斜めから見えてくる英語の思考法。

目次

1 イノセント 心は言葉のどこにある?―オスカー・ワイルド「幸福な王子」
2 風刺 読んだふりの構造―ジョージ・オーウェル『一九八四年』
3 技巧 形容詞の時代―ジョン・アップダイク「殺す」
4 ヒーロー 主人公の資格―F・S・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』
5 批評 難解さへの処方箋―T・S・エリオット「形而上派詩人」
6 議論 白か黒かで語る―レイモンド・ウィリアムズ『田舎と都会』
7 神 疑問文の神学―『ヨブ記』

著者等紹介

阿部公彦[アベマサヒコ]
1966年、横浜市生まれ。東京大学文学部准教授。現代英米詩専攻。東京大学大学院修士課程修了、ケンブリッジ大学大学院博士号取得。『文学を“凝視する”』(2012岩波書店)でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

104
ワイルド、シェイクスピア、アップダイクに、1984、ギャツビー……とくると、やはり物語がわたしは好きで、英語もわかりやすい。だが、エリオットも批評となると著者が楽しんでいるような部分のニュアンスはとらえがたく、レイモンド・ウィリアムズまでくれば、文章自体がちんぷんかんぷん。とにかくリズムが大事なのね。名詞、あるいは形容詞、または~ing系だけ抜き出してみると示されるリズム。さらに同義語や反意語の連なり(著者の読み方かも?)で見えてくるものが大事なのかな。あと疑問文の使い方。2023/01/23

くり坊

8
阿部公彦、好きだ! 最高だ。 「『英文学史上、もっとも心がこもっていない文章を書いたのは誰か?』と訊かれたら、みなさんは誰だと答えるでしょう」なんて問いかけられると痺れます。作品を味わうのに、やれ時代背景だの来歴だのとはじめから外堀情報が多すぎるのが時々とてもいやで、作品に書いてあることをただ読み解くことができればそれで十分なはずなのに、と思うのだけど、そういう風に読んでみせてくれる人は稀だ。きっと難しいことだからなのだろう。難題を軽やかに乗り越える阿部氏の語りは、細部に宿る神を優しく掬い上げていく。2014/06/28

Nobody1

2
エリオット、ウィリアムズの章がよかった。2017/09/02

 

2
一九八四年についての章があったので、そこだけ読んで読了ということにする。神語りの内面に対する強制力とか、割り込みが言葉の暴力性を際立たせるとか、発見は物語内の出来事として起きているわけではないとか、「言われてみれば、そうか…?」といった感じにしか思えなかった。ワインの香りのようなもので。この人の感性が鋭すぎるのか、自分が鈍感というか、そういったものを持ち合わせていないからなのか…。最後の、知っていることしか知れないというところは同意する。コラムが面白かった。2015/12/01

まりえ

2
英語的思考というよりも英文学の解説というような感じだった。2015/04/05

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