風景のイギリス文学

風景のイギリス文学

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  • サイズ A4判/ページ数 328p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784327481179
  • NDC分類 930.2
  • Cコード C1098

出版社内容情報

 イギリスの風土が育んだ、文学における風景描写の伝統を小説家マーガレット・ドラブルが郷愁をこめて描き出す。(写真120点。うちカラー30点)

内容説明

『嵐が丘』に描かれるハワースの荒野、「ピーター・ラビット」の生まれ故郷の湖水地方、ディケンズが描くごみごみとしたロンドンの街と、イギリス文学には、特定の土地と結びついた作品が数多い。本書は、小説家であり、文学研究者でもあるマーガレット・ドラブルが、こうしたかずかずの詩や小説における風景描写によって、イギリスの作家たちが何を描こうとしてきたのかを探る。

目次

第1章 聖なる土地
第2章 田園のヴィジョン
第3章 芸術としての風景
第4章 ロマン派の詩人たち
第5章 工業都市の情景
第6章 黄金時代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きりぱい

6
読んで楽しむか眺めて楽しむか、写真に重きを置いたので、粗めでオールカラーでないのが残念。じゃあと読む方に寄せるも、ドラブル自身の小説ほどは面白くなく・・。けれど、田園や湖水地方、ムアや森と聞くだけで特定の作品を思い起こさせ、その逆もありという、イギリス文学と風景との結びつきの強さを改めて思う。2010/06/26

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