出版社内容情報
イギリスの風土が育んだ、文学における風景描写の伝統を小説家マーガレット・ドラブルが郷愁をこめて描き出す。(写真120点。うちカラー30点)
内容説明
『嵐が丘』に描かれるハワースの荒野、「ピーター・ラビット」の生まれ故郷の湖水地方、ディケンズが描くごみごみとしたロンドンの街と、イギリス文学には、特定の土地と結びついた作品が数多い。本書は、小説家であり、文学研究者でもあるマーガレット・ドラブルが、こうしたかずかずの詩や小説における風景描写によって、イギリスの作家たちが何を描こうとしてきたのかを探る。
目次
第1章 聖なる土地
第2章 田園のヴィジョン
第3章 芸術としての風景
第4章 ロマン派の詩人たち
第5章 工業都市の情景
第6章 黄金時代
感想・レビュー
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- 和書
- 理科系の男に期待します。