出版社内容情報
歪曲されて理解されている詩人プラスの素顔とヒューズとの関係を正しく描き直し、その中から詩人プラスの像をくっきりと浮かび上がらせる。
内容説明
1963年弱冠31歳で自ら命を絶ったプラスの生涯は、現桂冠詩人ヒューズとの愛の葛藤をも含めて、多くの謎に包まれていた。ここに2人の青年詩人の詩と真実を新たにたどりなおし、その素顔を明かす。
目次
1 「黒い略奪者」
2 『雨中の鷹』
3 巨像の残骸
4 「石たち」の再生
5 三つの女性像
6 不死の精エアリアル
7 ミルクとガス室
8 「言葉たち」