出版社内容情報
西欧近代精神の底にわだかまる知力(「頭」)と心情(「心」)の乖離の危険と融合への願望をめぐって、日米両国文学が綿密に読み解かれる。
目次
序にかえて―方法と主題
「頭」と「心」の乖離―漱石とメルヴィル、ホーソーン
谷崎とポー―異質性と親近性
日本におけるメルヴィル―受容の様相
戦後小説の場合(1)―アイデンティティと言葉の問題
戦後小説の場合(2)―アメリカおよびアメリカ文学の衝撃
フォークナーと日本の小説―衝迫と創造
西欧近代精神の底にわだかまる知力(「頭」)と心情(「心」)の乖離の危険と融合への願望をめぐって、日米両国文学が綿密に読み解かれる。
序にかえて―方法と主題
「頭」と「心」の乖離―漱石とメルヴィル、ホーソーン
谷崎とポー―異質性と親近性
日本におけるメルヴィル―受容の様相
戦後小説の場合(1)―アイデンティティと言葉の問題
戦後小説の場合(2)―アメリカおよびアメリカ文学の衝撃
フォークナーと日本の小説―衝迫と創造