世界を変えた森の思想家―心にひびくソローの名言と生き方

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世界を変えた森の思想家―心にひびくソローの名言と生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784327472320
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C1098

出版社内容情報

★一冊の本との出会いは人生を豊かにする
1845年、ソローは生きた証しを求めて森の生活を始めた。翌年には非暴力抵抗を貫き、自ら刑務所に入った。彼の『森の生活』と『市民の反抗』は後世の人々の生き方を変え、世界を変えた。本書は今やアメリカ文化の偶像的存在とみなされるソローの名言を中心に、彼の人生の本質を明らかにする。非暴力運動や文学と自然・環境(保護運動)に関心ある者には、必読の「ソロー案内書」となるだろう。

まえがき
プロローグ
 1 ソローの生涯  2 ソローの実像  3 僕の人生は書きたい詩であった
第一章 若きソロー
 1 コンコード ―― 我が故郷
 2 知的独立宣言 ―― 人間らしい独立した生活
 3 モラトリアム宣言 ―― 教育と教師辞職事件
 4 日記をつけよ
 5 恋愛論 ―― 青春時代の苦悩
  ■ コラム1 ソローは愛の詩人?
解説 ―― 青春時代
第二章 世界を変えた本『市民の反抗』
 1 『市民の反抗』
 2 「マサチューセッツ州における奴隷制度」
   「ジョン・ブラウン大尉を弁護して」
解説 ――世界を変えた本『市民の反抗』
  ■コラム2 ソローに影響を与えた書と人物
第三章 人生を変えた本『森の生活』
 1 ネイチャーライティング(自然文学)の胎動
  ■コラム3 文学の緑化 ―― ネイチャーライティングとは何か
 2 散歩の心得
  ■コラム4 『野性の中に世界は保存される』 (In Wildness is the Preservation of the World)
 3 『森の生活』
  ■コラム5 『森の生活』の最初の翻訳者・実践者
解説 ――『森の生活』
  ■コラム6 『セルボーンの博物誌』を生涯かけて訳した男――西谷退三
第四章 緑のソロー(1)
 1 自然と風景――大地を師とする
  ■コラム7 虹とセンス・オブ・ワンダー
 2 変貌する大地
  ■コラム8 変貌する大地 ―― アメリカの環境史をひもとく
 3 エコロジーの目覚め
  ■コラム9 山の身になって考える (Thinking Like a Mountain)
 4 先住民インディアンに学ぶ
  ■コラム10 エコロジカル・インディアン
第五章 緑のソロー(2)
 1 自然保護の提唱
  ■コラム11 国立公園の夢
 2 ラディカルな環境主義宣言
解説 ―― 緑のソロー
    「ハックルベリー」論 ―― 環境保護のマニフェスト
  ■コラム12 アメリカの大統領とソロー
エピローグ
ウォールデンの森と湖を守る――自然環境保護運動の原点
  ■コラム13 べつの道
あとがき
ソロー略年譜
引用・出典一覧
図版・写真出典一覧
参考文献
主要邦訳文献
邦文参考文献
欧文参考文献
索引

【著者紹介】
1950年高知県生まれ、東京大学文学部英文科卒業、同大学院人文科学研究科修了。岡山大学を経て、現在高知大学人文学部教授。専門はアメリカの環境文 学・文化。著書に『「ウォールデン」―全体的人間像を求めて』(旺史社)、『森の生活―簡素な生活・高き想い』(旺史社)、『アメリカの国立公園』(築地 書館)、共著に『ウォールデン』(ミネルヴァ書房)、『レイチェル・カーソン』(ミネルヴァ書房)等がある。

内容説明

「石を崇拝する」、「ニレの木を議員に」。世界の偉大な指導者、ガンジー、キング牧師、さらにはアメリカの大統領さえも動かす思想や名言、『市民の反抗』や『森の生活』を通して日本人読者にもなじみのあるアメリカの作家ソロー、非暴力と先駆的な環境思想に迫る。

目次

第1章 若きソロー(コンコード―我が故郷;知的独立宣言―人間らしい独立した生活;モラトリアム宣言―教育と教師辞職事件;日記をつけよ;恋愛論―青春時代の苦悩)
第2章 世界を変えた本『市民の反抗』(『市民の反抗』;「マサチューセッツ州における奴隷制度」「ジョン・ブラウン大尉を弁護して」)
第3章 人生を変えた本『森の生活』(ネイチャーライティング(自然文学)の胎動
散歩の心得
『森の生活』)
第4章 緑のソロー(1)(自然と風景―大地を師とする;変貌する大地;エコロジーの目覚め;先住民インディアンに学ぶ)
第5章 緑のソロー(2)(自然保護の提唱;ラディカルな環境主義宣言)

著者等紹介

上岡克己[カミオカカツミ]
1950年、高知県生まれ。東京大学文学部英文科卒業。同大学院人文科学研究科修了。岡山大学助教授を経て、高知大学教授。専門はアメリカの環境文学・文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RYOyan

10
20年ほど前にソローの「森の生活」に出会い、当時あまり理解できなかったことが少しは減った気がする。ソローを欲する気持ちこそが自分の中で偏りすぎた生き方を修正するのに役立っている。2019/03/27

山のトンネル

6
★★副題にあるようにソローの名言とともに、ソローの思想背景や生き方を知ることができる入門書的な本。『森の生活』は有名だが、名言の多くは『日記』に基づくものだったのかという発見があった。本書を読むことで、現代社会にソローがもたらしたものが何だったのかの概形が掴めると思う。2021/02/11

マウンテンゴリラ

1
私がソローの『森の生活』を読んだのは随分昔、ちょうど日本でも地球環境問題が深刻に取り上げられ始めた頃、つまり、30年以上も前のことだったと思う。そのころはまだ、時代としても、私自身の青臭さからしても、環境問題を科学技術の活用方法の問題といった近視眼的な、今思えば完全に間違った偏見を持って読んだように思われる。そのため、背景にある思想はほとんど読み取れず、自然の描写としても、例えばアフリカのサバンナやジャングルにおける自然の壮大さも感じられないといった具合で、その価値、話題性の意味が解らなかった。→(2)2018/03/17

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