シェイクスピアと演劇文化―日本シェイクスピア協会創立五〇周年記念論集

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シェイクスピアと演劇文化―日本シェイクスピア協会創立五〇周年記念論集

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784327472276
  • NDC分類 932
  • Cコード C3098

出版社内容情報

日本シェイクスピア協会の錚々たる研究者12名が刺激的な論を展開。多彩なアプローチで鋭く切り込み、死後400年近くも経ちながらいまだに色褪せない魅力をもつシェイクスピアとエリザベス朝演劇の多面性に迫る。

果てしなく広がる、シェイクスピアの世界。

日本シェイクスピア協会の錚々たる研究者12名が刺激的な論を展開。多彩なアプローチで鋭く切り込み、シェイクスピアとエリザベス朝演劇の多面性に迫る。死後400年近くも経ちながら、いまだに色褪せない魅力をもつシェイクスピアと彼を取り巻く世界を鮮やかに分析。1961年に発足し、常に日本のシェイクスピア研究を牽引してきた協会の創立50周年記念にふさわしい、切れ味鋭い記念論集。

はしがき (安達まみ)
シェイクスピア劇のせりふ――劇場の現実と虚構の事実 (市川真理子)
パトロンとしての枢密院 (井出 新)
脱『色』された『オセロー 』――宇田川文海『阪東武者』(一八九二) (近藤弘幸)
『夏の遺言』と反知性主義――トマス・ナッシュとパトロンの問題 (佐野隆弥)
イアーゴーの呪縛――『オセロー』における反復の詩学と女性抑圧 (篠崎 実)
愛の儀式を欠く――マーロウ、シェイクスピアと偶像恐怖の時代のドラマツルギー (清水徹郎)
エリザベス朝宮廷祝祭における妖精の女王のロマンス的変容 (竹村はるみ)
墜ちる軍神と凱旋する母――『コリオレイナス』五幕五場を読み直す (塚田雄一)
交渉する説教と演劇――『ヴェニスの商人』とプロテスタンティズムの精神 (鶴田 学)
「不思議の国」のハムレット (中野春夫)
役者の「遺書」は何を語るか――サイモン・ジュエルと女王一座 (英 知明)
女王陛下一座が創作した煉獄――一五八〇年代の余興と教導 (山田雄三)

内容説明

協会に所属する俊英12名が多彩なアプローチで鋭く切り込み、「ルネサンス」演劇の多面性に迫る。劇作家シェイクスピアと同時代人の作品から、その時代の政治や社会、文化が鮮やかに蘇る。

目次

「不思議の国」のハムレット
イアーゴーの呪縛―『オセロー』における反復の詩学と女性抑圧
堕ちる軍神と凱旋する母―『コリオレイナス』五幕五場を読み直す
交渉する説教と演劇―『ヴェニスの商人』とプロテスタンティズムの精神
愛の儀式を欠く―マーロウ、シェイクスピアと偶像恐怖の時代のドラマツルギー
女王一座が創作した煉獄―一五八〇年代の余興と教導
『夏の遺言』と反知性主義―トマス・ナッシュとパトロンの問題
エリザベス朝宮廷祝祭における“妖精の女王”のロマンス的変容
脱「色」された『オセロー』―宇田川文海『阪東武者』(一八九二)
シェイクスピア劇の台詞―劇場の現実と虚構の事実
役者の「遺書」は何を語るか―サイモン・ジュエルと女王一座
パトロンとしての枢密院

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

viola

6
日本シェイクスピア協会が5年ごとに出している論文集。正統派のシェイクスピア作品研究以外にも、毎度のことながら同時代作品研究や、翻案研究、更に遺書の研究など・・むしろ純粋なシェイクスピア研究よりも今回は多めで、自分の興味関心があるのはもっぱら前半。ただ、こういった論文はなかなか一つの論文集としてまとまることがないので、こういう研究もあるのね、という勉強になるいい機会ではあります。一番面白かったのは、篠崎実氏(←好き)の『オセロー』論。ジェラシーを猜疑心と訳していたのが印象的でした。2012/11/25

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