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内容説明
ロミオとジュリエットはなぜ死ななければならなかったか?『ヴェニスの商人』で本当は誰が誰を騙していたのか?気鋭の演出家が代表作のテクストを虚心に読んで解き明かす、リアルで残酷で、しかもきわめて現代的なシェイクスピアの世界。
目次
『ハムレット』―北ヨーロッパの権力闘争
『ロミオとジュリエット』―不都合と社会的無責任の結婚
『あらし』―冷たい現実 追放と復讐夢
『ヴェニスの商人』―カネが恋の糧であるなら…
『冬の夜ばなし』―ボヘミアン・ラプソディ というのは目くらまし
『マクベス』―スコットランド劇 イングランド人とのつきあい方
『リア王』―逆さまの世界
『じゃじゃ馬ならし』―男の復讐願望を満たす夢
マイケル・ボグダノフ シェイクスピア上演記録
著者等紹介
ボグダノフ,マイケル[ボグダノフ,マイケル][Bogdanov,Michael]
1938年生まれ。ウェールズ在住の演出家であり、シェイクスピア戯曲の演出を中心に、世界的に活躍する演劇人。1986年に俳優マイケル・ペニントンとともに劇団イングリッシュ・シェイクスピア・カンパニー(ESC)を旗揚げし、精力的な活動を展開。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)のために演出した『じゃじゃ馬ならし』(1978年ストラットフォード・アポン・エイヴォン/1979年ロンドン)ではウエスト・エンド演劇協会年間最優秀演出家賞、1987‐88年に世界ツアーをおこなったESCの『薔薇戦争七部作』ではロレンス・オリヴィエ賞最優秀演出家賞を受賞するなど、数多くの賞を内外で得ている
近藤弘幸[コンドウヒロユキ]
1969年生まれ。国立大学法人東京学芸大学助教授。専攻は英語演劇、ジェンダー・セクシュアリティ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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