出版社内容情報
内外の学者10氏によるシェイクスピア再読の過激な展開。シェイクスピアはわれらの同時代人たり得るのか、これからの研究方向を探る注目の一冊。
内容説明
新しい批評方法が飛び交う中で、徹底した作品解読を通して、これからのシェイクスピア学の研究方向を探る注目の一冊。
目次
ばら戦争は終わったのか?―『リチャード三世』の記号空間分析(浜名恵美)
もしも私が男 女なら―ロザリンドの異性装(川地美子)
該撤奇談余波鋭鋒―あるいは政体と主体と肉体の共和原理(高田康成)
オフィーリアを表象する―女、狂気、フェミニズム批評の責務(イレイン・ショーウォーター)
英国近代初期の狂気と『ハムレット』 『リア王』における狂気(アレクサンダー・レガット)
ひき蛙の飼育―『オセロー』における父権制と主体の問題(ジョン・ドラカキス)
脅威/驚異のフェミニニティ―クレオパトラを読み直す(青山誠子)
まなざされる身体―『コリオリイナス』と表象の危機(本橋哲也)
オートリカスとブロードサイド―エリザベス朝における大衆文化の伝統再考(ロベルト・ヴァイマン)
なぜ英国では少年が女を演じたのか?(スティーヴン・オーゲル)
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- 和書
- 新編土木計画学