内容説明
「第二言語習得」研究が教える、一日で読めて一生役に立つ英語学習の必須知識。英語の「学び方」を知る教科書。取り上げるテーマ―モチベーションを維持する方法、大人が目指すべき英語力、インプットとアウトプットのバランスなど。
目次
理論編(「第二言語習得」から英語の学び方を考える;「第二言語」として目指すべき英語力とは?;英語を学ぶモチベーションのメカニズム;英語学習のプリンシプル)
実践編(ボキャブラリーの学び方;英文法の学び方;リスニング・リーディングの学び方;スピーキングの学び方;ライティングの学び方)
著者等紹介
新多了[ニッタリョウ]
京都市生まれ。立教大学外国語教育研究センター教授。専門は第二言語習得。名古屋学院大学外国語学部教授等を経て現職。上智大学文学部英文学科卒業。英国ウォーリック大学大学院応用言語学研究所において修士号(MA in English Language Studies and Methods,with Distinction)および博士号(PhD in Applied Linguistics)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
26
英語。モチベーションが大事なのだなと思った。最近漠然と「英語ができるようになりたい」と思っていたけれど、もう少し具体的にイメージできるようになりたいなと思った。2022/11/29
サアベドラ
19
SLA(第二言語修得論)の研究に基づいた効果的な英語の学び方を、学生や一般読者向けに紹介した本。2019年刊。これまでSLAに関する本はたくさん出ていたが、いずれも研究者目線で書かれており、学習者には実際の勉強にあまり役に立たない本も多かった。本書は完全に学習者の視点に立ったおそらく初めてのSLA本で、スピーキングやライティングの効率的な学習法だけでなく、目標設定やモチベーションの維持などの記述もある。文量が少なく、すでに他書で紹介された内容も多いが、語学に興味がある人はどこかしら参考になると思う。2019/10/07
kanki
13
母語習得と第二言語習得は違う。それを研究したくて、退職しイギリス大学院に入った著者。分かりやすくためになった。2022/04/27
takao
2
ふむ2024/08/24
こたろう
2
英語4技能(R・W・L・S)について、具体的にどのように学習していけば良いのか、学習ガイドを示してくれる本。俺々英語学習法というよりは、第二言語習得のためには、どのようにアプローチする必要があるのか、根拠を示しながら説明している。英語学習者は、この手の本は他にも読んでいるだろうから、半分以上は知っている内容だと思うが、それでも知らない内容もあった。また、自ら学習用の参考書を見つけられない人たちにとっては、著者がオススメする本も紹介されているので困らないと思う。2019/11/25
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