出版社内容情報
簡単な表現に思えても、日本人にはなじみのない意味の使い方をマスターすることで、ネイティブ感覚に近い、より自然な英語が書ける。各英語表現ニュアンスを理解し、効果的に用いて、一歩先の英文ライティングをめざそう!
その表現をその意味で使えば、より自然な英文が書ける!
collectは「集める」、emptyは「空(から)の、中身のない」、heatは「熱」であるが、状況によってそれ以外の意味でも用いられる。簡単な表現に思えるが、日本人にはあまりなじみのない意味の使い方をマスターすることで、ネイティブ感覚に近い、より自然な英語が書ける。
各英語表現ニュアンスを理解し、それを効果的に用いて、一歩先の英文ライティングをめざそう!
では、以下の日本語を、カッコ内の語を使って英語にしてみよう。
1.イチローは2008年に通算3000本安打を達成した(collect)。
2.信濃川は日本海に注ぐ(empty)。
3.彼は第1次予選を難なく乗り切った(heat)。
→答えは本書で!
【著者紹介】
田邉祐司 (たなべ ゆうじ) 専修大学文学部英語英米文学科教授、同大学院文学研究科教授。山口県出身。広島大学大学院修士課程修了、兵庫教育大学大学院連合学校教育研究科博士課程(配属 岡山大学大学院)単位取得満期退学。英国ロンドン大学、エディンバラ大学などで学ぶ。地元山口県の公立高校勤務の後、中高一貫校、予備校、通訳学校、短大、大学などを経て、現職。米国、ニュージーランドの大学院で集中講義を担当。日英通訳者としても国際会議などで通訳を務め、通訳者養成にも従事。2011年度NHKラジオ「基礎英語1」元講師。
主な著作に『太郎と博士のビジュアル英単語帳』(NHK出版)、『マイ・フレーズ・ブック 自分でつくる単語帳』(NHK出版、監修)、『英語発音指導マニュアル』(北星堂、共著)、『1日3分脱日本人英語レッスン』(朝日新聞出版、共著)、『英語音声学辞典』(成美堂、共著)、『がんばろう!イングリッシュ・ティーチャーズ』(三省堂、共著)、『文科省検定教科書New Crown English Series』(三省堂)など、DSソフト監修・発音解説に『英語が苦手な大人のためのDSトレーニング もっとえいご漬け』(任天堂)がある。学術論文、講演、専門誌記事等多数。和英辞典、英和辞書の執筆も手がける。
内容説明
1つの単語や表現は、さまざまな意味を持つ。それを状況に応じて的確に使いこなせば、ネイティブ感覚に近い、より自然な英語が書ける。各表現のニュアンスを理解し、その効果的な使い方をマスターして、一歩先の英文を書き上げよう!
目次
「賞」と「損害賠償」の関係→award
集めるだけじゃない→collect
気持ちや意図がわかる→come from
人間がお金に向かっていく→come into
システムに不正侵入する→compromise
何かをしぶしぶ出す→cough up
使い方にとまどう→descend on
「刃(先)」「縁、端」から発展した→edge
動詞としても使われる→empty
顔ははずさない→face off〔ほか〕
著者等紹介
田邉祐司[タナベユウジ]
山口県生まれ。博士(教育学、広島大学、2005年)。専修大学文学部英語英米文学科教授、同大学院文学研究科教授。専門は英語教育学、英語音声指導・習得。英語教育史。日英通訳者としても国際会議などで通訳を務め、通訳者養成にも従事。2011年度NHKラジオ「基礎英語1」講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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