出版社内容情報
著者が実際の場面より収集した、自然に生じた言語を分析することにより、談話を社会、教育言語学の観点から解明し、その規則性に光をあてる。
内容説明
著者自らが収集した会話データ等を詳細に分析することにより、談話の構成・構造を社会・教育言語学の観点から具体的に解明し、その混沌とした表層下に隠された規則性に光をあてる。英語教育関係者必読の書。
目次
第1部 序論(談話分析―段階的紹介)
第2部 談話分析に対する3つのアプローチ(会えば口をきく間柄で―会話データの分析;同じ波長で―民族誌学的データの分析;異なるレベルで―不変化詞、副詞、連結詞)
第3部 発話交換の構造(談話への言語学的アプローチ―構造と適格性;開始発話と応答;発話交換構造の分析)
第4部 表層上の結束性と基底の結束性(談話の表層下で―発話行為における間接性;談話の表層について―前置きと整合表現;筋が煮つまるまでかき混ぜよ―テクストの命題分析)