内容説明
小学校で英語教育に携わる人が知っておくべき基礎知識。2017(平成29)年3月の学習指導要領の告示によって、小学校5、6年生から外国語(英語)が教科化されることになった。本書は、この指導要領の改訂に沿って、2013年出版の『小学校英語教育法入門』を改訂したものである。指導に必要な基礎知識をコンパクトにまとめ、半期の大学の教科書として編集した。
目次
外国語教育の目的と目標
関連分野からみる外国語教育の意義と方向性
指導者の役割、資質と研修―よりよい指導者をめざして
教材の構成と内容
指導目標、領域別目標、年間指導計画の立て方と具体例
言語材料と4技能の指導
教材研究1―児童が英語に楽しく触れ、慣れ親しむ活動
教材研究2―児童が創意工夫し、生き生きと英語を使う活動
指導方法と指導技術
いろいろな教材、教具の活用法
評価のあり方、進め方
授業過程と学習指導案の作り方
授業づくり―事前準備から振り返りまで
豊かな小学校外国語教育をめざして―外国語活動の成果と課題を踏まえて
著者等紹介
樋口忠彦[ヒグチタダヒコ]
前・近畿大学教授。大阪教育大助教授、近畿大教授を歴任。日本児童英語教育学会(JASTEC)および英語授業研究学会元会長、両学会の特別顧問。編著書多数
加賀田哲也[カガタテツヤ]
大阪教育大学教授。博士(人間科学)。日本児童英語教育学会(JASTEC)理事、小学校英語教育学会(JES)理事、英語授業研究学会理事。大阪商業大学教授を経て現職。文部科学省検定教科書英語(中・高)の著者
泉惠美子[イズミエミコ]
京都教育大学教授。学術博士。日本児童英語教育学会(JASTEC)副会長、関西英語教育学会(KELES)副会長、小学校英語教育学会(JES)理事他。文部科学省検定教科書英語(中・高)の著者
衣笠知子[キヌガサトモコ]
園田学園女子大学准教授。日本児童英語教育学会(JASTEC)理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。