出版社内容情報
韻律理論の考え方と自律分節理論の考え方を統合した非線状音韻論の枠組みに立脚して、強勢の新理論を打ち立てようとした野心的試み。
内容説明
本書は、韻律理論の考え方と自律分節理論の考え方を統合した非線状音韻論の枠組みに立脚して、強勢の新理論を打ち立てようとした極めて野心的試みである。英語を始めとする50余りの諸言語の強勢現象は、いくつかの普遍原理と各言語に固有のパラメータと規則の相互作用によって説明できることが見事に論証されている。
目次
第1部 強勢の韻律理論(強勢の表示をめぐって;詳述と改善;強勢とサイクル)
第2部 フォーマリズム(構成素境界と自然境界;韻律構成素に関する形式理論)
第3部 応用(事例研究;英語の強勢)