学習英英辞書の歴史―パーマー、ホーンビーからコーパスの時代まで

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  • サイズ A5判/ページ数 277p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784327401320
  • NDC分類 833
  • Cコード C3082

出版社内容情報

パーマー、ホーンビーからコンピューターコーパスの時代まで学習英英辞書の歴史を辿る。

 わが国における学習者用英和辞典の進歩は英国で発行されてきた学習者用英英辞書のそれによるところが大きい。その学習者用英英辞書の歴史と内容の特色を克明に実例を挙げて分析し、解説する。
 初期のEFL辞書は、3人の英国人、すなわちハロルド・パーマー、A・S・ホーンビー、マイケル・ウェストの業績によるものであり、彼らの研究成果は1942年、日本で発行されたISED(開拓社発行)において結実した。著者はOALD(第4版)の編集長を歴任。

内容説明

わが国における学習用英和辞典の発達は英米で発行されてきた学習者用英英辞書の進歩によるところがきわめて大きい。その学習者用英英辞書ができた過程と内容の特色を、実例を挙げて克明に分析し、解説する。

目次

第1章 学習辞書の誕生
第2章 慣用句と学習辞書
第3章 第二世代の学習辞書
第4章 学習辞書編纂におけるコンピューターの役割
第5章 第三世代の学習辞書
第6章 辞書使用者に焦点を当てて

著者等紹介

カウイー,A.P.[カウイー,A.P.][Cowie,A.P.]
オックスフォード大学で現代語を専攻。ナイジェリアで第二言語としての英語を教え、のちに、ブリティッシュ・カウンシルの英語教育スペシャリストとなる。その後、リーズ大学の講師(英語)となる。リーズ大学のオックスフォード大学出版局語彙調査研究所長を経て、準教授(辞書学)となる。Oxford Advanced Learner’s Dictionary(第四版)の編集主幹、Oxford Dictionary of Current Idiomatic Englishの共編者などを務める。現在、ヨーロッパ辞書学会(EURALEX)の役員を務める傍ら、New OEDの編纂に携わる。International Journal of Lexicographyの編集長も務める

赤須薫[アカスカオル]
東京外国語大学英米語学科卒業。米国カリフォルニア大学(バークレイ校)大学院言語学科、東京外国語大学大学院外国語学研究科修了。専門は日英対照論、辞書学、社会言語学。現在、東洋大学文学部英米文学科教授

浦田和幸[ウラタカズユキ]
東京外国語大学英米語学科卒業、東京大学大学院修士課程修了。専門は英語史。現在、東京外国語大学助教授
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