出版社内容情報
こんなにおもしろい日本語学の入門書があっただろうか!
これまでの日本語学の在り方に欠けていた「他の外国語と比較」を意識的に導入し、文法と音声、談話文法(語用論)など新しい日本語学に必要なトピックを取り上げわかりやすく解説を展開していきます。地域方言や社会方言のほか、敬語や若者のことばなど学問の対象の豊富さやそのおもしろさも知ることのでき、日本語学の幅の広さも実感できるでしょう。国語学にまとわりつく「古くささ」を払拭した、今いちばん「新しい」日本語学の入門書です。
著者紹介
加藤重広(かとう しげひろ) 1964年青森県八戸市生まれ。東京大学文学部言語学科卒業、東京大学大学院人文社会科学研究科(言語学専攻)博士課程修了。博士(文学)。1996年富山大学人文学部言語学コース講師、1998年同助教授。専門は、言語学(統語論・語用論)。主な著作に、『みんなの日本語教室』(三笠書房)、「言語学のキーワード」(『外国語学がよくわかる。』朝日新聞社に所収)など。趣味は、Jポップの鑑賞(女性ボーカル中心に全般)、人間観察。
目次
第1章 外から見る日本語
Q1 日本語は世界的に見て「変わった言語」なんですか?
Q2 日本語は難しいことばだと聞きましたが、本当ですか?
Q3 国際化の時代に日本語を使うことは損なのでしょうか?
章末問題
第2章 歴史的に見る日本語
Q4 日本語はアルタイ系だと聞きましたが、どこから来たのですか?
Q5 古代の日本語の母音は今より多かったというのはほんとですか?
Q6 どうして現代語には係り結びがないのですか?
Q7 「あした」が「朝」の意味から「明日」の意味に変わったのはどうしてですか?
章末問題
第3章 内から見る日本語
Q8 「象は鼻が長い」に主語が2つあるというのは本当ですか?
Q9 学校文法以外では形容動詞を認めないと聞きましたが、それはなぜですか?
Q10 アメリカ人の友人が「健一」と言うと「ケニチ」に聞こえますが、発音が違うのですか?
Q11 「これ・それ・あれ」は、距離で使い分けているのですか?
章末問題
第4章 さまざまな日本語
Q12 日本の方言はどのように分かれているのですか?
Q13 流行語はなぜすたれてしまうのですか?
Q14 敬語の使い分けになにか基準はあるのですか?
内容説明
これまでの日本語学の在り方に欠けていた「他の外国語と比較」を意識的に導入し文法と音声、談話文法(語用論)など新しい日本語学に必要なトピックを取り上げわかりやすく解説を展開。
目次
第1章 外から見る日本語
第2章 歴史的に見る日本語
第3章 内から見る日本語
第4章 さまざまな日本語
第5章 日本語学とは?
著者等紹介
町田健[マチダケン]
1957年福岡県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。東京大学助手、愛知教育大学助教授、成城大学助教授、北海道大学助教授を経て、現在、名古屋大学教授。専門は言語学。文の意味と構造の関係、ソシュール学説、フランス語の歴史などを研究
加藤重広[カトウシゲヒロ]
1964年青森県八戸市生まれ。東京大学文学部言語学科卒業、東京大学大学院人文社会科学研究科(言語学専攻)博士課程修了。博士(文学)。1996年富山大学人文学部言語学コース講師、1998年同助教授。専門は、言語学(統語論・語用論)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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