文系研究者になる―「研究する人生」を歩むためのガイドブック

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文系研究者になる―「研究する人生」を歩むためのガイドブック

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  • サイズ A5判/ページ数 346p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784327379070
  • NDC分類 002.7
  • Cコード C0037

出版社内容情報

文系軽視の時代に、職業として研究を志す人のために

「キャリアプランを立てにくい」「進むと破滅」とも言われる文系大学院。それでも好きなことを研究し、それを生業とするために、いつ、何をすればよいのか。文系分野の大学院生・若手研究者の抱く、素朴な疑問に丁寧に答えます。迷ってもつまずいても、一歩ずつ、「研究する人生」を前に進めるための必読書。

<目次>
序章 研究への道
0.1 研究は恋
0.2 研究者の一生
0.3 本書の対象者

第1章 決める(決断)
1.1 受験生の決断
1.2 大学院進学の準備
1.3 大学院進学後の考え方

第2章 考える(思考)
2.1 研究の基本
2.2 研究テーマの探索
2.3 研究課題の設定
2.4 考えるコツ

第3章 読む(文献)
3.1 文献を読む
3.2 文献データベースを調べる
3.3 引用の作法

第4章 調べる(調査)
4.1 調査とは何か
4.2 質的調査
4.3 量的調査
4.4 調査の実際
4.5 既存のデータの収集

第5章 話す(発表)
5.1 ゼミ発表
5.2 学会発表
5.3 面接

第6章 書く(執筆)
6.1 修士論文の執筆
6.2 学術論文の構成別執筆法
6.3 学術雑誌への投稿
6.4 投稿論文のチェック項目
6.5 査読者とのやりとり
6.6 博士論文の執筆

第7章 つながる(関係)
7.1 学内でつながる
7.2 学会でつながる
7.3 社会とつながる
7.4 デジタルでつながる

第8章 生きる(生活)
8.1 研究の中断
8.2 経済的な問題とキャリア
8.3 専任研究者として生きる

参考文献
おわりに
索引

内容説明

「キャリアプランを立てにくい」「進むと破滅」とも言われる人文系大学院。それでも好きなことを研究し、それを生業とするために、いつ、何をすればよいのか。文系分野の大学院生・若手研究者の抱く、素朴な疑問に丁寧に答えます。迷ってもつまずいても、一歩ずつ、「研究する人生」を前に進めるための必読書。

目次

序章 研究への道
第1章 決める(決断)
第2章 考える(思考)
第3章 読む(文献)
第4章 調べる(調査)
第5章 話す(発表)
第6章 書く(執筆)
第7章 つながる(関係)
第8章 生きる(生活)

著者等紹介

石黒圭[イシグロケイ]
国立国語研究所教授・研究情報発信センター長。一橋大学大学院言語社会研究科連携教授。博士(文学)。専門は日本語学・日本語教育学。1969年大阪府生まれ。一橋大学社会学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。1999年に一橋大学留学生センター専任講師、2004年に同助教授、2013年に一橋大学国際教育センター・言語社会研究科教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めんま

23
いわゆる文系学問(人文学、社会学等)に携わりながら「研究する人生」を歩むためのプロセスが解説されている。修士課程への入学から博士論文、ポスドク、専任教員までの道筋が示されている。この道筋は、通常かなり不透明なので、これから大学院に入学する人、在籍している人にはありがたい情報だと思う。2022/06/26

ラウリスタ~

15
筆者は日本語学専門。50そこそこで、すでになんと20人もの博士号取得者を育てた、すげえ。だから本書は、修士課程二年間のロードマップあたりから、博士論文の出版に向けて、さらにはゼミ運営の注意点、科研費の取り方に至るまで、かなり幅広い対象の読者を想定している。文系とは言っても、文史哲系ではなく、インタビュー、統計などをする分野。だから書誌情報の書き方は、文学系とは違うので注意。M1あたりの中国人留学生を中心想定読者にしているため、やや記述が丁寧すぎ、まだるっこしいところもあるが、某攻撃的研究者論より胃に優しい2023/01/14

ねお

14
言語学研究者が、大学院進学を悩む学生から院生指導をしている教員まで幅広い読者を対象に、文系研究遂行の暗黙知を言語化する書。文系研究が価値がないとされる傾向のある昨今、文系研究、特に人文学の社会的価値を示すものでもある。大学院進学入試、ゼミ報告、論文作成のポイント・スケジュール、統計学等の研究手法、競争的資金獲得方法、院生指導の留意点、研究室内の人間関係から学会運営まで院生や研究者を支援する本。同時に、その世界には当たらなければ知ることができなかった研究という世界を一般市民にも開かれたものにする意味を持つ。2022/01/04

だーやま

3
「修士課程を目指す人」向けの項目だけをピックアップして読んだ。修士は学士での学びの延長なわけだけど、看護学部はいわゆる大学っぽい学びは少ないので読みながら「わたしは大学でこういうことをしたかったのに…!」と思っていた。虚しい。2022/03/25

ヒロユキ

2
指導教官との関わり方は特に参考になる2022/09/05

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