ポライトネス―言語使用における、ある普遍現象

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ポライトネス―言語使用における、ある普遍現象

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  • サイズ A5判/ページ数 466p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784327378202
  • NDC分類 801
  • Cコード C3080

出版社内容情報

「ブラウン&レヴィンソンのポライトネス理論」として知られる、ポライトネス研究の代表的な文献の待望の翻訳。英語のみならず日本語を研究するうえでも大いに役立つことだろう。

「ブラウン&レヴィンソンのポライトネス理論」として知られる、ポライトネス研究の代表的な文献、待望の翻訳。

ポライトネス研究は、語用論、社会言語学、談話分析など、近年ますます注目されている言語研究の諸分野において、中核となるもののひとつである。本書は、そのポライトネスに関する代表的な研究書の翻訳であり、英語のみならず日本語を研究するうえでも大いに役立つことだろう。

再刊のための序論 最近の研究の概観
1.00 序論
2.00 議論の要旨
3.00 論点:直観的根拠と派生的定義
 3.1 想定:相互作用の特性
 3.2 本質的FTA
 3.3 FTAを行うためのストラテジー
 3.4 ストラテジーの選択に影響を及ぼす要因
4.00 モデルの性質について
 4.1 他のモデルについての所感
 4.2 形式化に向けて
5.00 言語におけるポライトネス・ストラテジーの現れ
 5.1 はじめに
 5.2 オン・レコードであからさまに
 5.3 ポジティブ・ポライトネス
 5.4 ネガティブ・ポライトネス
 5.5 オフ・レコード
 5.6 5.00の結び
6.00 派生的仮説
 6.1 ストラテジーの派生的利用
 6.2 ストラテジーの混在
 6.3 FTAと会話構造
7.00 社会学的意味合い
 7.1 社会理論と相互作用の研究
 7.2 社会学への適用
8.00 言語研究への意味合い
 8.1 言語への機能的圧力としてのフェイス欲求
 8.2 社会言語学への含意
9.00 結論

【著者紹介】
ぺネロピ・ブラウン (Penelope Brown)  オランダのナイメーヘンにあるマックス・プランク心理言語学研究所の名誉上級研究員。1979年、カリフォルニア大学バークレー校でPh.D取得(言語人類学)。長年にわたってメキシコ南部にあるツェルタル語を話すマヤのコミュニティで生活し、広い意味で言語と文化と認知との関係を扱う研究に取り組む。その範囲は、空間の言語と認知、会話構造と推論の文化比較、社会的相互作用の分類、子供の言語獲得と社会化など多岐にわたる。

スティーヴン C. レヴィンソン (Stephen C. Levinson)  マックス・プランク心理言語学研究所の研究部長、ナイメーヘンにあるラドバウド大学の比較言語学の教授でもある。1977年、カリフォルニア大学バークレー校でPh.Dを取得後、長年にわたってケンブリッジ大学の言語学部で教鞭をとり、インド、オーストラリア、メキシコ、そしてパプア・ニューギニアのロッセル島などでフィールドワークを行う。代表的著作として、Pragmatics (『語用論』研究社)、Presumptive Meanings (『意味の推定』研究社)がある。

田中典子 (たなか・のりこ)  東京都生まれ。英国ランカスター大学大学院博士課程修了(言語学、Ph.D.)。現在、清泉女子大学教授。著書に The Pragmatics of Uncertainty (Shumpusha)、『プラグマティクス・ワークショップ』(春風社)、訳書に『語用論入門』『異文化理解の語用論』(共訳、研究社)など。

内容説明

ポライトネス研究は、語用論、社会言語学、談話分析など、近年ますます注目されている言語研究の諸分野において、中核となるもののひとつである。本書は、そのポライトネスに関する代表的な研究書の翻訳であり、英語のみならず日本語を研究するうえでも大いに役立つことだろう。

目次

再刊のための序論 最近の研究の概観
1.00 序論
2.00 議論の要旨
3.00 論点:直観的根拠と派生的定義
4.00 モデルの性質について
5.00 言語におけるポライトネス・ストラテジーの現れ
6.00 派生的仮説
7.00 社会学的意味合い
8.00 言語研究への意味合い
9.00 結論

著者等紹介

ブラウン,ペネロピ[ブラウン,ペネロピ][Brown,Penelope]
オランダのナイメーヘンにあるマックス・プランク心理言語学研究所の名誉上級研究員。1979年、カリフォルニア大学バークレー校でPh.D.取得(言語人類学)。長年にわたってメキシコ南部にあるツェルタル語を話すマヤのコミュニティで生活し、広い意味で言語と文化と認知との関係を扱う研究に取り組む。その範囲は、空間の言語と認知、会話構造と推論の文化比較、社会的相互作用の分類、子供の言語獲得と社会化など多岐にわたる

レヴィンソン,スティーヴン・C.[レヴィンソン,スティーヴンC.][Levinson,Stephen C.]
マックス・プランク心理言語学研究所の研究部長、ナイメーヘンにあるラドバウド大学の比較言語学の教授でもある。1977年、カリフォルニア大学バークレー校でPh.D.取得後、長年にわたってケンブリッジ大学の言語学部で教鞭をとり、インド・オーストラリア、メキシコ、そしてパプア・ニューギニアのロッセル島などでフィールドワークを行う。現在の研究の焦点は、言語の多様性と、その多様性が人間の認知理論に対して持つ意味合いである

田中典子[タナカノリコ]
東京都生まれ。英国ランカスター大学大学院博士課程修了(言語学、Ph.D.)。現在、清泉女子大学教授

斉藤早智子[サイトウサチコ]
岐阜県生まれ。早稲田大学英語英文学専攻科修了。米国ジョージタウン大学言語学部大学院TESL取得。明海大学大学院博士前期課程修了(応用言語学、MA)。現在、昭和女子大学非常勤講師。リーディングや英会話などの講座を担当

津留崎毅[ツルサキタケシ]
福岡県生まれ。青山学院大学大学院文学研究科修士課程修了(文学修士)。現在、明海大学外国語学部教授

鶴田庸子[ツルタヨウコ]
神奈川県生まれ。英国ルートン大学大学院博士課程修了(言語学、Ph.D.)。現在、一橋大学国際教育センター教授。外国人留学生への日本語教育を担当

日野壽憲[ヒノヒサノリ]
宮崎県生まれ。法政大学大学院人文学研究科修士課程修了(文学修士)。現在、明海大学外国語学部教授。研究分野は、英国の少数民族事情

山下早代子[ヤマシタサヨコ]
東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。テンプル大学大学院博士課程修了(応用言語学、教育学博士)。現在、明海大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

兎乃

4
必要があったので読んだ。専門用語としてのポライトネスをシッカリ把握。これは良書だと思う。2012/05/05

梨絵

3
読んだ、と言っても自分にとって最低限必要な部分のみ。分厚過ぎて、全部読むのはちょっと厳しい…。しかし、一部読むだけでも非常に勉強になる。ポライトネスとは何かというところからしっかり読んで専門的に研究したい人には、お薦めの1冊。2011/12/01

yasukotta

1
 図書館から借りました。何をきっかけに借りようと思ったのかが明確には思い出せず、それが気になっています。それはさておき、興味深かったのはネガティブ・ポライトネスの「ストラテジー 9 名詞化せよ」です。ポライトネス関係の書物でRoss(1972)のcategory squishに遭遇するとは思っていませんでした。購入したくなってきました。2019/07/17

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