歴代首相の言語力を診断する

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784327376970
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C1080

内容説明

東條英機から小泉純一郎まで、戦中・戦後の歴代首相の国会での演説や答弁を徹底調査。『~あります』の東條英機、『~いたしました』の田中角栄、『考えます』の竹下登、『~です』の小泉純一郎など、それぞれの話し方の特徴や時代による変化をデータをもとに鮮やかに分析し、政治とことばの関係にあらたな光を当てる。

目次

第1章 ことばの力と政治(ことばの宿命;二つの機能―相手を動かす ほか)
第2章 歴代首相の所信表明演説(どれくらい長いのか?;「~こと」って何? ほか)
第3章 歴代首相の国会答弁(一文の短さのトップは?;「~こと」の使用率トップは東條英機 ほか)
第4章 東條、田中、そして小泉(東條英機―力のステージ;田中角栄―力の差にもとづいた連帯のステージ ほか)
第5章 ことばのダイナミズム(政治家の話し方は、変わってきている;控えめは逆効果 ほか)

著者等紹介

東照二[アズマショウジ]
1956年、石川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、テキサス大学オースチン校で言語学博士号を取得。ユタ大学言語文学部教授。立命館大学客員教授。専門は社会言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こまき

2
二つのアイデンティティのスイッチングという技術や、高コンテクストと低コンテクストの対比などが興味深かった。欧米的な話し方をやみくもに良しとするのはいただけないが、政治家には低コンテクストな話し方が求められているというのは事実だろう。 裏見返しの作者紹介も、スイッチングの技術が使われているのか?なかなかユーモアあふれる演出。2013/01/22

おおまさ

0
「総理大臣」という立場の重さの移り変わりがよくわかる。2013/05/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/224127
  • ご注意事項

最近チェックした商品