言語のタイポロジー―認知類型論のアプローチ

個数:
  • ポイントキャンペーン

言語のタイポロジー―認知類型論のアプローチ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年11月05日 17時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 281p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784327237059
  • NDC分類 801
  • Cコード C3380

出版社内容情報

言語間の社会・文化的側面を含む認知様式と言語機能に基づく認知類型論の観点から、自然言語の個別性と普遍性の問題を考察する。また、受動構文の機能的拡張と基本動詞の意味拡張にみられる言語間の変異を体系的に分析する。

内容説明

本巻では、言語間の社会・文化的側面を含む認知様式と言語機能に基づく認知類型論の観点から、自然言語の個別性と普遍性の問題を考察する。具体的には、名詞修飾構文、名詞化構文の機能拡張と両構文の機能的連続性にみられる変異、諸言語の認知的・語用論的な基盤に関する研究成果を概観する。また、ケース・スタディとして、受動構文の機能拡張と基本動詞の意味拡張にみられる言語間の変異を、理論面・実証面の双方の観点から体系的に分析する。

目次

第1章 認知類型論とはどのような研究分野か
第2章 認知類型論の観点から見た構文の連続性
第3章 文法の認知的・処理的・語用論的基盤と文法化の方向性
第4章 主観性を帯びる受動構文の使用に基づく言語の認知類型
第5章 認知類型論のアプローチとレキシコン:基本動詞「EAT(食う・食らうなど)」の意味拡張に見られる言語間の類似及び相違
第6章 認知類型論:展開と総括

著者等紹介

山梨正明[ヤマナシマサアキ]
1948年、静岡県生まれ。1975年ミシガン大学大学院博士課程修了。Ph.D.(言語学)。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科(言語科学講座)教授

堀江薫[ホリエカオル]
1993年、南カリフォルニア大学(USC)大学院言語学科博士課程修了。Ph.D.(言語学)。現在、東北大学大学院国際文化研究科・同高等教育開発推進センター教授、前東北大学21世紀COEプログラム「言語・認知総合科学戦略研究教育拠点」リーダー

パルデシ,プラシャント[パルデシ,プラシャント][Pardeshi,Prashant]
1965年、インド・プネー市生まれ。2000年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。Ph.D.(言語学)。現在、人間文化研究機構・国立国語研究所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

センケイ (線形)

4
言葉の奥ゆかしさ、さらにいえば、言語間で言えることが本当に違うのだなと分かる、しみじみとした一冊。登場人物の気持ちになって受け身形を使うことや、「AがBするの」(を見た、は意外だ、etc.)に実に幅広い用途があるという点だけでも、そのことがはっきりわかる。日英比較だけの本も好きでよく読むのだが、さまざまな言語との比較がかかれるこの本はさらに、それぞれの独自さや、「ことばとは何か?」ということに踏み込んでいるような面白さを感じることができる。2019/05/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/267915
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品