目次
1 問題の所在
2 何が終わったのか(はじめに―「現存した社会主義」を見る眼;目指されたものとその帰結;幻滅の要因をどう理解するか;矛盾をかかえながらの存続;「社会主義改革」論の歴史)
3 どのようにして終わったのか(巨視的な必然性と具体的過程の偶発性―長期・中期・短期の視点;ペレストロイカ―体制内改革の試みから体制転換へ;“冷戦終焉“再考―冷戦の二通りの終わり方;軟着陸の試みから崩落へ)
4 「その後」―どのような変化が進行しているのか(さまざまな種類の「自由主義」;市場経済化の期待と現実―「現存した社会主義」から「現存する資本主義」へ;リベラル・デモクラシーの制度的導入とその権威主義的運用;冷戦終焉後の世界秩序再編成)
5 結びに代えて



