目次
序論
第1章 現代時間論のバトルライン(マクタガートの遺産;マクタガートに対してどのように応答するべきか;現実主義のプログラム)
第2章 ソクラテスについての真理(基礎づけの問題;基礎づけの原理を疑う;現存主義するものについての過去言明;もはや存在しないものについての一般言明;もはや存在しないものについての単称言明)
第3章 失われた今を求めて(特殊相対性理論からの批判;特殊相対性理論と絶対的同時性;科学と形而上学)
第4章 時間の経過(時間の経過;変化の理論としての現在主義;変化のパラドクス;無時制理論からの批判;時間の経過という考えそのものについて)
第5章 時間の非対称性(時間の非対称性と時間のなかの非対称性;ルクレティウス主義とグローバリズム;非対称性の原理;反論と応答;論理的決定論について)
結論
著者等紹介
佐金武[サコンタケシ]
1978年京都府に生まれる。現在、関西大学他非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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