目次
第1部 「ジェンダー秩序」と法秩序(「ジェンダー研究」の展開と「ジェンダー法学」の成立;「ジェンダー秩序」の2類型)
第2部 近代的ジェンダー・バイアスの生成(ヨーロッパ近代の公私二元構成;「法と道徳の分離」にみるジェンダー・バイアス―姦淫罪とその廃止;「人道主義」のジェンダー・バイアス―嬰児殺論をめぐって;「公共圏」のジェンダー・バイアス―啓蒙期の読書協会)
第3部 法秩序のなかの家族と生殖(法秩序としての「近代家族」;「逸脱者」としての「未婚の母」と「婚外子」;「家族の保護」と「子の保護」の競合―ワイマール~ナチス期の婚外子法改革論;生殖管理のジェンダー・バイアス―ナチス優生政策と断種法)
著者等紹介
三成美保[ミツナリミホ]
1956年香川県生れ。現在、摂南大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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