禅学彷徨記

禅学彷徨記

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326932832
  • NDC分類 188.8
  • Cコード C1015

内容説明

「禅とは何か」をめぐって著者の禅体験を精彩に描写し、真なるもの・永遠なるものを尋求した著者半生にわたる禅仏教遍歴の記録。とともに日本の神道の本質を究明し、鈴木大拙の人と思想を批判する。

目次

1 禅との出遇ひ
2 無常と永遠
3 ニヒルよりの脱却を求めて
4 野狐禅
5 一超直入如来地
6 尽十方界真実人体・禅画
7 禅仏教の問題点
8 見性
9 日本仏教と神道
10 鈴木大拙の人と思想
付録 仏の国ミャンマー(ビルマ)の旅

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マサトク

1
長年研究を続けた在家の居士による禅についてのあれやこれやの本。旧仮名。大正生まれの人の感性だなというところはどうしてもあって、特に見性についての章はモヤっとさせられる。俗流科学主義というか、牽強付会気味にでも関連性を見出してしまうところが鼻につくといえばつく。「分かっている」「発見があった」という立場からモノを書くとこうなるよなというところはある。なるほど碩学ではあると思うのだけど、著者の発見より、仏典の言葉の方が重要だろ、となってまうんだよな、どうも。2022/07/26

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