出版社内容情報
現代中国(中共政権以降)がどんな成長経路をたどり,いかなるメカニズムの下で運営されてきたか,その社会経済基盤の特徴を探りながら,近代経営学の手法により分析する。
内容説明
本書では、紆余曲折の成長経路をたどってきた中国経済が、どのようなメカニズムの下で運営されてきたのか、またその構造的特質はなにか、といった問題を理論的実証的分析を通じて解明することを基本的な課題とする。
目次
第1章 経済成長の歴史的考察
第2章 都市経済構造の理論的考察
第3章 都市部門の賃金問題
第4章 インフレ問題と経済体質
第5章 都市化と人口・労働力の移動
第6章 農村経済の成長メカニズム―改革期の分析を中心に
第7章 農村経済システムの分析
第8章 発展農村地域の就業構造
第9章 農村労働市場のメカニズム