出版社内容情報
サヤーム,タイ,ラーオなどの民族名のルーツを言語学的に探求しつつ,タイ族と周辺民族の社会的・経済的関係とその発展を解き明かし,埋もれた歴史の真実を掘り起こす。
内容説明
民族名のルーツを言語学的に探求しつつ、タイ族と周辺民族の社会的・経済的関係とその発展を解き明かし、埋もれた歴史の真実を掘り起こす。
目次
第1部 語源学的・歴史学的な根拠(「サヤーム」という語の現代の痕跡;「シャーン」と「シャーム」;「シャーン」と「サヤーム」;ビルマ碑文における「サヤーム」の痕跡 ほか)
第2部 民族名と社会的基盤(民族の呼称に見られる二つの特徴;人であることを表明するのに怯まなかった人たち;人間精神;社会関係と民族名;カー族と奴隷の哲学 ほか)