出版社内容情報
タイの伝統的な価値観は政治の近代化や発展をどう規定してきたか。第二次世界大戦後のタイ政治史を客観的・体系的に詳述するとともに,サリット体制を鋭く分析した研究書。
内容説明
タイの伝統的な価値観は、政治の近代化や発展をどう規定してきたか。第二次世界大戦後のタイ政治史を客観的・体系的に詳述するとともに、サリット体制を鋭く分析した第一級の研究書。
目次
第1部 第二次世界大戦後のタイ政治と1957年以前のサリットの政治的経験(第二次世界大戦後の軍の政治指導権回復;三頭政治〈1948―1957年〉)
第2部 サリット体制、1957~1963年(政治的正当性の探求;サリット・システムの実施―個人的な指導力;サリット・システムの実施―近代化とそれに対する外国政治勢力からの影響;サリット・システムにおける官僚制と王制の役割)