出版社内容情報
恣意的な深読みはなぜ悪いのか。作者の意図は批評にどう関わるのか。客観的な批評を行うにはどのような作業が必要なのか。分析美学の泰斗であり映像批評家としても活躍する著者が、批評をめぐるさまざまな論争を解きほぐしながら批評の本質をつきとめていく。批評の哲学の最前線から突きつける、挑戦的な批評論。
内容説明
批評とは、理由にもとづいた価値づけ(reasoned evaluation)である!恣意的な深読みはなぜ悪いのか。作者の意図は批評にどう関わるのか。客観的な批評を行うにはどのような作業が必要なのか。分析美学の泰斗であり映像批評家としても活訳する著者が送る、最先端の批評の哲学。
目次
第1章 価値づけとしての批評(導入;価値づけからの撤退 ほか)
第2章 批評の対象(導入;成功価値vs受容価値 ほか)
第3章 批評の諸部分(ひとつを除く)―批評はいかなる作業によって成り立っているのか(導入;記述 ほか)
第4章 価値づけ―問題と展望(導入;でもそれって主観的なものですよね ほか)
著者等紹介
キャロル,ノエル[キャロル,ノエル] [Carroll,No¨el]
ニューヨーク市立大学大学院センター、哲学プログラム卓越教授。元アメリカ美学会会長
森功次[モリノリヒデ]
1981年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学(2015年博士号(文学)取得)。東京大学教務補佐員/山形大学学術研究員。慶應義塾大学、桜美林大学、文星芸術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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しゅん
ねこ
die_Stimme
引用
たろーたん