海を渡る日本現代美術―欧米における展覧会史1945~95

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 305,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326851881
  • NDC分類 702.16
  • Cコード C3095

内容説明

欧米への追従か、オリジナリティーの模索か―戦後日本現代美術が挑んだ半世紀を振り返り、欧米でいかに評価され受容されてきたのかを浮彫にする。

目次

序章 目的・研究対象・方法論
第1章 日本人前衛作家への国際評価―一九四五~六九年(歴史的背景;国際文化振興会と日本人作家の国際美術界への参加 ほか)
第2章 ジャパン・アート・フェスティバル展―一九六六~七六年(国際芸術見本市協会;現代日本美術・文化の米国への包括的紹介―第一回ジャパン・アート・フェスティバル展 ほか)
第3章 欧米で高まる日本現代美術への関心―一九八〇~九五年(国際交流基金と欧米における日本現代美術への関心の高まり;戦後日本美術の歴史化 ほか)
終章 近年の動向と今後の課題(前章までの要約と対外文化政策的視点;伝統・日本的なもの ほか)

著者等紹介

光山清子[ミツヤマキヨコ]
1980年上智大学文学部史学科卒業。1983‐91年原美術館学芸員。1985年上智大学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程修了。2000年チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン(ロンドン芸術大学)MPhil修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

puapua

0
戦後日本の現代アートシーンがどのように欧米とコンタクトし、理解されて来たかその貴重な歴史が詰まっている。日本の伝統、欧米からの模倣扱い、そしてアーティストのアイデンティティといかに当時が現在と比べて厳しい時代にあったかが伺える。貴重な一冊。とても勉強になる。2021/07/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1172583
  • ご注意事項