ノヴァーリスの彼方へ―ロマン主義と現代

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ノヴァーリスの彼方へ―ロマン主義と現代

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326851751
  • NDC分類 940.2
  • Cコード C3098

出版社内容情報

ロマン主義者たちは、フランス革命に表徴されるドラスティックな変動の時代を生き、「自己」をそれまでとは全くちがう「現代そのもの」と捉え、自己言及的に世界を捉え直そうとした。知が専門分化され制度化される端緒に立って科学、自然、人間、メディア(活字)に鋭い省察を加え、新たに文学(ポエジー)という手段を見出していく。原義<創造する>のとおり、現代という進行過程の中で、自己否定しつつ新たに自己を創造せよという要請、知と感性の総体において世界を総合的に捉え返せという要請をもつ、ロマン主義の理論の諸相と文学的営為を解明

【目次】
越境者たち
 Ⅰ 「橋」ものがたり
 Ⅱ 流亡の歌―ネリー・ザックスにおけるユダヤ・亡命・境界
 Ⅲ 異郷にて―シュリーマン『リーダークライス』とアイヒェンドルフの詩

闇のエクリチュール
 Ⅰ 光と影のメディア戦略
 Ⅱ 狂乱する書記―初期ロマン派におけるセメオテクニックの始動
 Ⅲ ワーグナーにおける女性像―ロマン派から「世紀末」へ

地下世界ネットワーク
 Ⅰ 地下世界通信
 Ⅱ 賢治とノヴァーリス―鉱物幻想の世界
 Ⅲ メルヒェン考―ゲーテからノヴァーリスへ

増殖するもの
 Ⅰ 「廃墟」とロマン主義―断片が生い育つ
 Ⅱ レンズ・襞・図書室―文学装置としてのバロッキスム
   〔エクスクルス〕 ドイツ・東欧のバロック
 Ⅲ 鏡とモデルネ―初期ロマン派からの美的転回

あとがき
初出一覧 

内容説明

言葉化を逸せられたものたちの悲哀の息吹に耳を澄ます詩人たち。ノヴァーリスからホフマン、賢治、ネリー・ザックスまで、初期ロマン派の情報処理術から今日のシミュレーション・アポカリュプスまで、詩業の根幹にせまり、メディアと感性のあわいを突く尖鋭にして華麗なエクリチュール。

目次

越境者たち(「橋」ものがたり;流亡の歌―ネリー・ザックスにおけるユダヤ・亡命・境界;異郷にて―シューマン『リーダークライス』とアイヒェンドルフの詩)
闇のエクリチュール(光と影のメディア戦略;狂乱する書記―初期ロマン派におけるセミオテクニックの始動;ワーグナーにおける女性像―ロマン派から「世紀末」へ)
地下世界ネットワーク(地下世界通信;賢治とノヴァーリス―鉱物幻想の世界;メルヒェン考―ゲーテからノヴァーリスへ)
増殖するもの(「廃墟」とロマン主義―断片が生い育つ;レンズ・襞・図書室―文学装置としてのバロッキスム;鏡とモデルネ―初期ロマン派からの美的転回)

著者等紹介

今泉文子[イマイズミフミコ]
1967年東京大学文学部美学科卒業。1968年東京大学文学部独語独文学科卒業。1974年東京大学大学院博士課程独語独文学科満期退学。現在、立正大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

iwri

5
筑摩のノヴァーリス作品集の訳者でもある今泉文子氏による論文集。タイトル通り、多くの論考ではノヴァーリスのポエジー観などを参照しつつ、様々な角度からロマン派に光を当てていく。そこから立ち上がるのは、「夢と幻想の唯美主義」のような従来の俗的なロマン派イメージではなく、断片化/個人化する近代の入り口で新しい意識/新しい生き方を模索した現代の先駆者たちの姿なのである。2011/11/09

ぷほは

1
某ブックフェアリストから。体系的というよりは個々のテーマに通底する初期ロマン主義の思考のプロセスを追尾していくという感じで、社会学畑の人間でも例えば一部の「「橋」ものがたり」や二部の「光と影のメディア戦略」、三部の「「廃墟」とロマン主義」などは、魅力的なテーマに映る。富永茂樹『都市の憂鬱』などを思い出す。キットラー、アドルノ、ハーバーマスなどの顔ぶれを適宜参照してくれるので、何とか路頭に迷わずに読み終わることができたが、一方で詩、音楽、建築の知識が本当に全くないのだな自分、ということを思い知らされた。2015/04/11

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