出版社内容情報
本書は、ますます高まるマイルス・デイビス再評価を最新の視点で考察する。「ジャズの帝王」マイルスについては、独りで1950年代~70年代のジャズ史を創りあげたこと、彼の薫陶を受けたグループ出身者(J・コルトレーン、B.エヴァンス、K.ジャレットほか多数)が後にトップ・クラスになっていったことなどが、「帝王」と呼ばれるゆえんである。
ここでは最新の研究・資料を駆使し、とかく事実から遠くなりがちな「神話」を解体し新たなマイルス像を提示する。マイルスの新解釈。マイルス再入門。
【目次】
0 イントロ
1 マイルス・デイビスのBODY
2 マイルス・デイビスの声
3 マイルス・デイビスという幻影
4 マイルス・デイビスと謎の80年代 Ⅰ
5 マイルス・デイビスと謎の80年代 Ⅱ
6 ジャズとボランタリー組織
7 マイルス・デイビスとコンサートのエンディング
8 アウトロ
[マイルス・デイビスへの旅/本・ディスク紹介~年譜
内容説明
マイルスを放つ!リアリティから遠く離れた「神話」を解体し、新たなマイルス像を提示。
目次
マイルス・デイビスのBODY
マイルス・デイビスの声
マイルス・デイビスという幻影
マイルス・デイビスと謎の八〇年代
ジャズとボランタリー組織
マイルス・デイビスとコンサートのエンディング
著者等紹介
田中公一朗[タナカコウイチロウ]
1963年、東京生まれ。横浜で青春時代を過ごす。バカラックとビートルズで音楽に目覚める。既成のジャズ評論に飽きたらず、「ジャズ・ライフ」等で批評活動を始める
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