フランス文学―男と女と

フランス文学―男と女と

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784326851133
  • NDC分類 950
  • Cコード C0098

出版社内容情報

フランスは恋愛の国?!女と男の葛藤の歴史もそれだけ長く,深い。フランス文学の面白さ,楽しさを女性の目で読みなおす。ラシーヌ,ラクロ,バルザック,プルーストなど。

【目次】
1 トゥルバドゥールとトリスタン・イズー物語
2 ルイーズ・ラベの恋愛詩―アンドロギュノスの願望
3 ラシーヌ『フェードル』―母と子
4 ラクロ『危険な関係』―主体としての女性
5 スタール夫人『コリンヌあるいはイタリア』―変容する声
6 バルザック『谷間の百合』―許されぬ恋
7 老婆と詩人―ボードレールの場合
8 プルースト『失われた時を求めて』―娼婦オデットの出世物語
9 モーリヤック『テレーズ・デスケルー』―家と女
10 師と弟子―シモーヌ・ヴェイユの場合
11 ボーヴォワール『招かれた女』―あるいは嫉妬の物語
12 シネアストの描く男と女の恋愛ゲーム

内容説明

フランスは恋愛の国?女と男の葛藤の歴史もそれだけ長く深い。フランス文学の面白さ楽しさを女性の目で読みなおす。

目次

第1章 トゥルバドゥールとトリスタン・イズー物語
第2章 ルイーズ・ラベの恋愛詩―アンドロギュノス願望
第3章 ラシーヌ『フェードル』―母と息子
第4章 ラクロ『危険な関係』―主体としての女性
第5章 スタール夫人『コリンヌあるいはイタリア』―変容する声
第6章 バルザック『谷間の百合』―許されぬ恋
第7章 老婆と詩人―ボードレールの場合
第8章 プルースト『失われた時を求めて』―娼婦オデツトの出世物語
第9章 モーリャック『テレーズ・デスケルー』―家と女
第10章 師と弟子―シモーヌ・ヴェイユの場合
第11章 ボーヴォワール『招かれた女』―あるいは嫉妬の物語
第12章 シネアストの描く男と女の恋愛ゲーム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かぜふけば

2
「すべてのテキストにはジェンダーがあることを発見した。読者もまたジェンダーを負っている。すべての読者は男性の視点からテキストを読んできた。女の目で読みなおしたつもりである」と「はじめに」で述べられている。 大学でフランス文学を担当する女性執筆者たちが、教室でぜひ語りたいことがあるとして編まれた一冊。「危険な関係」や「谷間の百合」の古典も、女性の目で読みなおされた考察は納得させるものがあり面白い。ボーヴォワールがサルトルと自分の恋は特別な恋であるという特権意識を終生抱いていた、という指摘には頷いた。 2020/07/05

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