内容説明
ダダ、シュルレアリスムから60年代の前衛劇まで―フランスを中心とした現代演劇の展開。貴重かつ珍しいエピソードをたくさん収めた。
目次
1 現代演劇の回路
演劇と精神分析
現代演劇と性
スキャンダルとしての演劇
近親相姦と現代演劇
演劇とオカルティズム
2 ダダ・シュルレアリスムの演劇
シュルレアリスムの演劇
リブモン=デセーニュとダダの演劇
アルベール=ビロと《現在の演劇》
ロジェ・ヴィトラックと《火災の演劇》
レーモン・ルーセルと《栄光の演劇》
3 60年代の前衛劇
ベケットを待ちながら
リヴィング・シアター―現代の神話
モーリス・ベジャールと《全体演劇》
グロトフスキと《持たざる演劇》
オデオン座―解放された劇場