中京大学文化科学叢書<br> 欧米演劇を探る―オペラ・ミュージカル・ロンドン演劇

中京大学文化科学叢書
欧米演劇を探る―オペラ・ミュージカル・ロンドン演劇

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  • サイズ A5判/ページ数 203p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326848607
  • NDC分類 772.3
  • Cコード C3370

出版社内容情報

本書は「欧米演劇を探る」ことを共通テーマとして、2つの論考から成り立っている。
 第Ⅰ部では「音楽劇──特に喜劇的な音楽劇」の変化を「探る」。まず、「コメディア・デラルテ」がどのようなものかを明らかにし、次に、その伝統を継承した「オペラ・プッファ」を分析する。最後に、ミュージカル『キス・ミー・ケイト』がいかに「コメディア・デラルテ」を用いているかを検討する。
 第Ⅱ部では、ロンドンの現代演劇を「探る」。特に、20世紀最後の10年間にロンドンのミュージカルと演劇に何が起きたかを明らかにする

【目次】
第Ⅰ部 喜劇的な音楽劇

第1章 喜劇的な音楽劇の祖:コメディア・デラルデ
 はじめに
 1 コメディア・デラルデとは何か
 2 「デラルデ様式」による公演の最古の記録
 3 コメディア・デラルデを用いた音楽劇『アンフィパルナーゾ』
 むすび
 補遺

第2章 オペラ『シンデレラ』にみられる賢い小間使
 はじめに
 1 コメディア・デラルデを用いたオペラ・バッファ誕生
 2 『シンデレラ』の主題
 3 音楽劇としてのロッシーニのオペラ『シンデレラ』
 むすび
 補遺

第3章 『じゃじゃ馬ならし』から『ミス・ミー・ケイト』へ
 はじめに
 1 『じゃじゃ馬ならし』と『ミス・ミー・ケイト』
 2 ミュージカル『ミス・ミー・ケイト』
 むすび

第Ⅱ部 ロンドン演劇の潮流―20世紀最後の10年

 はじめに
 1 ロンドンミュージカルの今
 2 ロンドン演劇の今
 おわりに

あとがき

内容説明

本書は「欧米演劇を探る」ことを共通のテーマとして、2つの論考から成り立っている。第1部では「音楽劇―特に喜劇的な音楽劇」の変化を「探る」。こうした分析をとうして、時代の推移において「音楽劇」の中に生じた様々な変化を明らかにする。第2部では、ロンドンの現代演劇を「探る」。特に、20世紀最後の10年間にロンドンのミュージカルと演劇に何が起きたかを明らかにする。

目次

第1部 喜劇的な音楽劇(喜劇的な音楽劇の祖:コメディア・デラルテ;オペラ『シンデレラ』にみられる賢い小間使;『じゃじゃ馬ならし』から『キス・ミー・ケイト』へ)
第2部 ロンドン演劇の潮流―20世紀最後の10年

著者等紹介

玉崎紀子[タマサキノリコ]
1942年生、名古屋大学大学院博士課程修了。中京大学教養部教授。中京大学文化科学研究所所員

酒井正志[サカイマサシ]
1946年生。東京教育大学大学院修士課程修了。中京大学教養部教授。中京大学文化科学研究所所員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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