出版社内容情報
新境地を開拓したスペインの鬼才アルモドバル，新作で自らの集大成を示すウディ・アレン，『愚か者』完成で好調な阪本順治らを論ずる。
目次
Ｊｏｕｒｎａｌ ｄｅｓ Ｃａｈｉｅｒｓ ｄｕ ｃｉｎ´ｅｍａ（『ノエルの一日』―ティエリー・ジュスの処女作；『ゴダール全評論・全発言』の刊行；「何しろブルータスなもので…」―「ブルータス」フランス商品学 ほか）
Ｐｏｒｔｒａｉｔｓ（サビーヌ・アゼマ―レネはすべてを理解してくれるんです；長嶌寛幸 Ｄｏｗｓｅｒ―精密で野蛮な音楽機械）
ペドロ・アルモドバル『ライブ・フレッシュ』（笑劇の終わり―アルモドバル消滅への偉大な足どり；悦びに満ちた顔は苦痛に歪む顔とそっくりだ―アルモドバルインタヴュー；男性女性 ほか）
特別インタヴュー 「カイエ・デュ・シネマ」新編集長アントワーヌ・ド・ベック
Ｃｈｒｏｎｉｑｕｅ ジャック・ランシエールのクロニック２
ウディ・アレン『地球は女で回ってる』（アレン博士とピンボケ氏；肉体と記憶）
阪本順治『愚か者』（こんなにも神々しくて、こんなに独りよがりなものはない！―阪本順治インタヴュー；阪本順治と「テク」）〔ほか〕
