出版社内容情報
映画における音楽はもちろん,映像の従者でもなければ,映画の一部分でもない!映画における音(楽)の立場とは,イメージとサウンドの闘争を引き起こすものである。
目次
シネフィリーはどこへ行くのか(映画はもう大衆娯楽ではない―蓮実重彦インタヴュー;来るべき「Sudden Impact」に備えて ほか)
音楽から映画へ(音楽は映画の従者ではない;音楽がなかったら、私は絶望していただろう ほか)
世界に向けられた二本の誠実な眼差しのために―アドモドバルとユスターシュ(危機的な女性をフィルムにおさめる―アルモドバル・インタヴュー;フラワーズ・オブ・ロマンス ほか)